札幌市豊平区爆発事故 原因はスプレー缶100本と給湯器か【ヘヤシュ爆発 】

 

札幌市豊平区で起きた爆発事故の衝撃

12月16日、午後8時ごろ札幌市豊平区平岸三条から「ガス爆発が起き、倒壊している」との通報があった。

現場の建物には複数の店舗が入店しており、不動産や、居酒屋、接骨院などで構成されていた。

こちらは空撮からの現場写真だが、まさに「木っ端みじん」という言葉が該当するほど吹っ飛んでいる。

負傷者42人、うち一名不動産会社の男性が顔にやけどの重傷。一夜明けて、警察消防の検証が進むにつれ、事故の原因が次第に明るみになってきた。

 

起爆の中心は不動産会社!?錯綜する事故原因

 

当日昼の目撃者!?「スーツ姿の男性2人が両手でスプレー缶を噴射していた」

 

事故要因は不動産会社の「スプレー缶100本」

報道によるとこの不動産屋は移転作業の最中で、店舗にあった100缶ほどのスプレー缶の穴あけ作業をしていた模様だ。

 

なぜ100缶もの缶がこの不動産屋にあったのか

物件を案内する際、前の住人のにおいを消臭するためと、お客さんを案内する際に営業車内のにおいを脱臭するために消臭スプレーは頻繁に使われている。

不動産関係者の話を総合

 

ワイドショーの現場写真で、警察の人がいくつも取り出していた缶はこれ

 

「ヘヤシュ」はどうやら「知る人ぞ知る」商品らしい

「ヘヤシュ」は、一般に販売されている商品名で、消臭効果を謳っているスプレーとかですね?

問題は、賃貸物件の契約時に「セットにして、入居者からお金を取る」こと。簡易消火器まで、売りつける物件もある。というか、業者まである(中略)

取れる機会に、取れるところから取る。もう、その発想はヤメた方がいいと思うのですが…
「防犯委員で不動産業者のつぶやき」さんのブログ「ヘヤシュの愚」より引用

 

ヘヤシュという会社はメーカーではなく、ハルインダストリーという会社が作っています。ヘヤシュは全国賃貸管理ビジネス協会の推奨品となっております。この協会はアパマンの協会と言ってもおかしくないかもしれません。

これで賃借人から消臭料として1万5千円ほど取れるなら美味しいですね。

引用:yahoo知恵袋「某不動産賃貸Fcに加入しています」回答欄より

 

【質問】アパマンショップで契約を進めているんですが、「消臭抗菌代」という項目で2万円の請求があります。担当に具体的にどういうことをして、強制かということを尋ねたところ、
「内覧で何組か案内しているので、簡単な清掃と消臭の処理をして、強制です。」
ということでしたが、その話をしている時は歯切れが悪く、違和感を感じました。

【回答】

①管理会社からの請求の場合(稀です)と②アパマンからの請求の場合とで違います。

①は基本的に強制です。ルームクリーニング代だと思って諦めましょう。
②は強制ではありません。バルサンをすごく高い値段で売りつけられるようなものす。嫌なら断ってOKですが会社の貴重な収入源なのでしつこく勧められる可能性もあります。

儲ける為に、不動産会社が作った追加作業(オプション)です。実際にする事といえば、殺虫剤か消毒薬の散布です。下手をすると単なる拭き掃除だけかもしれません。2LDK全面の抗菌作業は、そんな安い値段ではありません。

引用:yahoo知恵袋「アパマンショップで契約を勧められているんですが・・・」質問&回答欄より

 

これらの意見を統合すると、この不動産屋にあった100缶ものスプレー缶、ヘヤシュは

部屋の消臭・営業車脱臭であるとともに賃貸人に「消臭抗菌代」として加算するための売り物の一つだった

ということ、またさらに

「抗菌・消臭」の名目のもと、顧客から一万五千円あまりの金額を取れる魔法のスプレーであった

ということが分かってくる。

また、上記に紹介した「防犯委員で不動産会社のつぶやき」さんの話でも分かるように、不動産業に携わる側からもこの「抗菌・脱臭」名目で顧客から取る一万五千円近くのオプションに対して疑問を呈する人もいる、ということが分かる。

部屋・車の消臭にしては100缶という量の多さが気になっていたが「抗菌・脱臭」オプションとして使うために店舗で常備していたなら納得できる。

 

この件で改めてこの「ヘヤシュ」の成分について調べてみたのだが、販売ページこそあれ、含有成分について詳しく解説されているページが出てこなかったのには驚いた。

不動産関係者自身、顧客に「抗菌・消臭」を謳いこの商品を販売していながら、この「ヘヤシュ」に何が含有されているのか分かっていなかった可能性がある。

スプレー缶がガスで噴き出しているのは仕組みとしてわかってはいてもガス+火は絶対に組み合わせてはいけない、という常識が欠けていたのかもしれない。

 

こんな大事を引き起こさないために

制汗スプレーや殺虫剤スプレーなどの、いわゆる「スプレー缶(エアゾール缶)」には可燃性ガスが含まれているのをご存知ですか?
火気の近くでスプレー缶を使うと引火して火災になるおそれがあります。
絶対にやめましょう!!

台所でスプレー缶のガス抜きをした直後、ガス給湯器を使用したら種火が残留ガスに引火した。⇒ガス抜きは必ず屋外で実施しましょう!

引用元:千葉市 公式HP「スプレー缶の火災に注意!!」より

 

☟狭い空間でスプレー噴霧後、爆発した実験写真などが載っています

 

缶の裏の表記もきちんと読んでおく必要がある。きっと「ヘヤシュ」にもこうした表示が缶裏面にあったはずだ。

千葉市公式HP「スプレー缶の火災に注意しましょう!」より引用

これから年末年始の大掃除で空き缶などのガス抜きをする機会も増える。空気を抜く際は、屋外で行うようにし、火気の近くで行わないように注意したい。

 

追記

 

☟事件当時のお天気カメラ映像

☟こちらは中国の爆発を今回のものと広めたデマ映像。

 

 

🐾次記事です。事件が起きるまでの状況を時系列に考え、社長の会見も紹介しています。

🐾今回起きた現象「爆轟」とは何か、アパマンショップの店長が無事だった理由を建物構造と共に考えました

 

 

 


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