【白昼の危機】イノシシ、福岡市でスーツ男性を襲撃する【今宿駅近くで】

 

白昼の恐怖。飛び出してきたイノシシが人を襲う

福岡県福岡市で白昼、スーツ姿で歩いていた男性が突如横から飛び出してきたイノシシに襲撃されるという事件が起きた。

男性はイノシシに横から襲い掛かられただけではなく、何度もしつこく攻撃を受けるなどし、太ももを13針縫うケガを負い、近くの駅に自力で助けを求めた。

かなり体の大きな成人男性を跳ね飛ばしているあたり、イノシシのぶつかる力は相当すさまじいことがハッキリ現れている動画だ。

 

現場周辺の位置関係

現場は福岡県福岡市、西区今宿駅駅入り口からほんの34mほどの距離にある。


動画でいうと、イノシシが飛び出してきたピンク色の屋根の建物が地図上の「参星堂薬局」の前の道。この道で男性はイノシシに跳ね飛ばされたのである。

イノシシが駅の構内に入ってきてもまったくおかしくない距離関係であることがわかり、もっと狭い逃げ場のない駅の中だったら、うまく逃げることもできず多くの人が襲われていたかもしれない。

イノシシは男性を跳ね飛ばしたあと、現場から1.1キロ離れた海岸で、岸際から20~30M沖を平行に泳いでいたのを撮影されている。

 

半パニックに陥りつつイノシシは遁走を続け、最終的には海に逃げ、この後、地元猟友会が男性が襲われた日に海岸でイノシシを捕獲、殺処分した。

人を襲った以上、住民の安全を確保するためにはこうした結末が待つのは致し方ないと思う。

 

11月上旬、イノシシが九州大学で人を襲っていた

 

上記の事件は10月26日であるが、11月上旬九州大学キャンパス周辺にイノシシが現れ、男性の乗る原付バイクに激突していた事件があった。

九州大学は今回男性が駅周辺で襲われた事件現場から8キロ離れている。

九州大学のキャンパスの北方向に山があるので、その辺りから降りてきたイノシシなのかもしれない。

 

イノシシはなぜ人を襲ったのか。現場周辺の位置関係との因果関係を考える

 

動物研究家 パンク町田氏の話(ソース 11月12日 モーニングショー内より)

本来イノシシは臆病な動物です

なぜ人を襲った!?

→フェンスにぶつかり興奮状態。「戦闘モード」になったため。突然目の前に現れた人間を「敵」と認識した

なぜ何度も攻撃した?

→イノシシは敵を倒したら、徹底的にダメージを与えて自分の安全を確保する習性がある為

 

パンク氏の話にもあるように「フェンスにぶつかった」ということは重要なイノシシの暴走ポイントだと思う。

さらにこの現場の位置関係を見ていると、線路の真横で、ちょうどイノシシがフェンスにぶつかった瞬間は電車がホームに入ってきたタイミングと合致している。

電車の大きな音、大きな敵に見えた電車にパニックを起こし、ちょうど通りかかった男性を敵認定し、攻撃し始めたのではないかと思う。

同じように、九州大学で男性を襲ったケースも、原付バイクをイノシシが敵認定したことが原因なのではないだろうか。

 

イノシシに襲われたらどうしたらいいのか。正直、どうにかできる気がしない

ざっとツイッターで調べてみたところ、ずらずらとイノシシ出没情報が出てくる。九州、四国、広島など、西日本が多いが、北ならば栃木や岩手、札幌などでも出没情報がある。

今回の福岡の事件は駅の周辺ということで山深い土地柄でもないし、人通りの多い市街地だ。一概に「市街地だからイノシシは来ない」とは正直言いきれない。

イノシシへの正しい対処法(香川県作成パンフレット)

上記の内容をざっと紹介すると、イノシシ対策としては

①イノシシの視線から隠れる(身を隠す)

②イノシシより高い場所に逃げる

③襲われたときは急所を守る

④反撃しない

 

という対策が取れるのだそうだが、今回のケースでは①も②も難しい。しかも③「急所」に関しては、イノシシはもともと急所である人の太ももを襲ってくることが多いらしい(実際今回のケースでも男性は太ももに傷を負っている)

さらに④に関しては、反撃する限り何度でも襲ってくるという習性があるらしいのだ。

イノシシに遭遇するなどというケースは滅多にないかもしれないが、もし遭遇した場合、上記の注意事項を覚えていれば助けになるかもしれない。

 

 

↓イノシシは水が苦手だから水のあるところに逃げろ、というイノシシ対策を見たのですが、普通に泳げるみたいなんで「水が苦手」っていうのはあまり当てはまらないみたいですね・・・

追記:12月4日、兵庫県芦屋市の住宅街でイノシシが人を襲う事件が再び起きた。

 


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