【中宮祠】日光で身元不明の方が見付かるも「大谷川の上流」の謎【不明のヴェロンさんではなかった】

10日9日、日光の中宮祠の大谷川(だいやがわ)左岸で身元不明の方が見つかり、現在日光署が身元を調べている。

 gooニュース 
日光で身元不明の遺体見つかる(下野新聞) - goo ニュース
https://news.goo.ne.jp/article/shimotsuke/region/shimotsuke-109705207.html
9日午前8時50分ごろ、日光市中宮祠の大谷川左岸にある岩場で性別不明の遺体が見つかった。日光署で身元や死因を調べている。

日光、不明、といえば7月29日に日光観光をしていて以降姿を消したフランス人女性ベロン・ティフェヌ・マリー・アリックスさんだ。

ところがこの不明の方の見つかった場所がどうやらベロンさんが目撃された場所とは合理的に合わない場所なのだそうだ。今記事ではネット上の書き込み、地元の方の意見などを拾いながらこの件について考えてみようと思う。

注意と追記

これまで書いたヴェロンさん関連の記事に訂正部分が発生しています。端的に言うと

①山でヴェロンさんを見た、という男性の目撃証言が誤りであった可能性が高いこと

②日光中宮祠での不明者はヴェロンさんではない

という二点が重要な修正点です。

 

10月18日追記

フランスのリヨンで行われていた日仏首脳会談の場に、ヴェロンさんの妹のシビルさんが現れ、直訴するという出来事があった。

家族に照会は行っていないように思えるため、今回取り上げた中宮祠の件は、ヴェロンさんではなかったようだ。

それ以前に書いたものなのでおかしな部分があるかと思うが、ヴェロンさん不明の概要、日光内の観光地の位置関係、ヴェロンさんはどこへ行ってしまったのか、という点を中心に考えています。

本記事の仮説はあくまでも一個人の仮定の話として読んでいただければ幸いです。

 

10月28日時点ですでに不明三か月になる。未だヴェロンさん行方不明の手掛かりは見つかっていない。

 

ベロン・ティフェヌ・マリー・アリックスさん不明事件とは

栃木県日光市を観光で訪れたフランス国籍の女性ベロン・ティフェヌ・マリー・アリックスさん(36)が行方不明になっていることを受け、県警は21日、ベロンさんの宿泊先近くを流れる大谷川で捜索を実施した。

この日は約20人態勢で、日光東照宮などがある日光山内の入り口に架かる「神橋」起点に、捜査員らが川底や川岸の茂みを重点的に捜した。

ベロンさんは7月28日から2泊の予定で同市に滞在。29日午前に徒歩で出掛けたとみられるが宿泊先にパスポートなどを残したまま戻らなかった。

引用元:佐賀新聞「日光で不明のフランス人女性捜索」より

この件に関しては以前当ブログでも取り上げ、彼女が目撃されたという鳴虫山近辺の地理について書いた。

警察は過去に「大谷川」を捜索していた。しかし「大谷川」は非常に広範囲に及ぶ川

警察は日光山中を流れる大谷(だいや)川に点在するダムを管理する東京電力にも聴取を実施した。7月28日には、日光市内で大雨が降っており、気象庁は24時間の降水量2445ミリを記録している(1974年以降2番目の降水量)。この雨によって、地面は滑りやすくなっていたうえに、川の流れも激しくなっていた。

ベロンさんは2日前に来日したばかりで時差ボケも残っていた。

そのうえ、危険と言われるほどの暑さや湿気によって、行方不明になった当日は相当の疲れがあったと見られている。

体に厳しい環境下で、持病のてんかんを発症したおそれも考えられる。誤って大谷川に落ちたとすれば、そのままダムを通り抜けて下流へと流されていき、およそ400キロ下流の海にまで到達した可能性も十分ありうる。

しかし、警察がこれをふまえて下流域をヘリコプターで捜索しても、手掛かりは見つからなかった。ベロンさんの家族も、限られた条件の中で独自に捜索を行っており、8月4日に来日したベロンさんの兄弟と妹は、日光の山中や大谷川沿いを、手掛かりを求めてくまなく捜索している。

引用元:東洋経済「日光で消えたフランス人を知りませんか」より引用

 

日光の観光スポットとひとくちに行っても非常に広い

 

華厳の滝、中禅寺湖がある湖岸エリア(有名な金谷ホテルなどがある)

日光東照宮、二荒山神社などがある超中心観光エリア

さらに少し足を延ばした憾満ヶ淵・鳴虫山などのアウトドアエリア

☟位置関係が分かりにくいので地図を貼りました。中禅寺湖と東照宮エリア間距離は18.6キロ。

ヴェロンさんが宿泊していたホテルは憾満ヶ淵(外国人観光客のインスタスポットらしい)からわずか800Mほどの距離しかない匠町のホテルだったため、ご近所感覚で憾満ヶ淵周辺にパスポートなども持たないごく軽装で出かけ、不明になったと思われていたことが警察の捜索状況からもわかる。

それではこの不明者が見つかった「中宮祠」という場所と日光東照宮エリアの位置関係には矛盾はないのだろうか。その点を次に考えてみる。

泊まってた旅館は市街地で、遺体が発見された場所は中宮祠の大谷川だから華厳の滝と中禅寺湖の間だろ。バスで2,30分はかかる
フランス人だと誰かの車にでも乗ってない限り説明が付かない 5chの書き込みより(参照元は次章に記載)

中宮祠とはどこを指すのか。範囲が広すぎる件

上記に貼った地図を見ていただいてもわかるように「中宮祠」と入力すると中禅寺湖エリア近くの「二荒山神社中宮祠」が該当するが、下記に貼った地図は「日光」「中宮祠」と入力した時の該当エリアだ(赤い囲み内エリア


非常に広範囲である。では一体中宮祠とはどこを指すのか。

日光市中宮祠は地域名でそこには華厳の滝も有るし滝からの大谷川も流れてる云わば町名みたいな区域                 5chの書き込みより(引用元下記に記載)

二荒山神社といえば日光東照宮のそばにある二荒山神社もあり話がややこしい。中宮祠についての特定もすっきりする書き込みを見つけたので紹介する。

神社百景DVDコレクション 28号 (日光二荒山神社) [分冊百科] (DVD付)二荒山神社の中宮祠
東照宮の近くにあるのが二荒山神社の本社
いろは坂より上が二荒山神社の中宮祠
男体山が二荒山神社の奥宮        
小規模神社にも、本殿、中宮、奥宮ってあるでしょ?               
いろは坂から上、日光連山全部が二荒山神社の境内なの
神社の中に町があって、バスが通って人が住んでる                
だから中宮祠の町名がつくエリアは全部借地で二荒山神社が大地主                               引用元:5ch【社会】日光で身元不明・性別不明の遺体見つかる 大谷川左岸 
中宮祠は男体山入り口、中禅寺湖のある当たりの大谷川
(ヴェロンさんが)行方不明になった匠町は(二荒山神社)本社に近い
日本で2番目にでかい神社なので、惑わされないように
中宮祠って全部二荒山の境内だからな、ググって地理みてくれ      引用元:同上
上記の話をふまえ、「中宮祠エリア」の位置関係の地図を作成してみた。
これから出てくる話に大きく関わってくるのでこの図を見るとわかりやすいと思う。
黄色い線が「大谷川」だ。
大谷川は中禅寺湖からスタート。鬼怒川と合流するまで、ずっと大谷川が続く 引用元:同上
つまり地名が「中宮祠」で「大谷川」の地域は上図赤エリア内を流れる範囲内ということになる。そうなると次に疑問になってくるのは「川の流れ」の方向である。

大谷川の範囲と川の流れについて

何度も私の作った図を貼って恐縮であるが、下の図を見てもらえるとわかるが「大谷川」は中禅寺湖を水源として流れている川だ。

 

つまり身元不明の方が発見された「中宮祠」エリアは川の上流であり、ヴェロンさんが行方不明になった周囲(つまり川の下流の日光東照宮エリア)は大谷川の下流である。
もし従来から言われている(憾満ヶ淵・鳴虫山エリア)周辺で川に落ちたとしても、果たして上流に流されていくという事態はあるのだろうか?

鳴虫山の女性がヴェロンさんでないとすれば辻褄が合うが

ベロンさんの携帯のGPSはホテル側で途切れてるから、華厳までは可なり距離があるな、誰かの車で行ったのかな
日光は防犯カメラが多く設置されてるのに、写ってないからね。    引用元:同上

 

唯一考えられるとするならば、従来の「鳴虫山エリアで憾満ヶ淵方面から登ってきた外国人女性」が実際はヴェロンさんではなく別の人間で、ヴェロンさん本人は華厳の滝方向に向かっていたとすれば話の辻褄は合うが、

(現実的には軽装で気軽に向かう場所だとも思えないが)上記の話にもあるように、防犯カメラに映った様子がないことも非常に不思議に思える。

 

ひとつの仮説「憾満ヶ淵」や「鳴虫山」に行かず「華厳の滝」方向に向かった説

まずこの説を考えたのは上にも書いたように「防犯カメラに映ってない」という話で、さらに「ヴェロンさんの泊まっていたホテルから華厳の滝はバスが出てないのだろうか」と思い調べたのがきっかけだ。

画像引用元:NAVITIME「日光東照宮から華厳の滝方面」

 

午前中にヴェロンさんが宿を出たというので、スタート時刻は午前10時ごろに設定した。また、検索がし辛いのでスタート地域を「日光東照宮」にしてはいるが、バスのスタート地点「総合会館前」というバス停は実はヴェロンさんが泊まっていた「タートル・イン・日光」から徒歩三分の距離だ

つまりこれまでの目撃談とは逆方向に行ったという仮定です

これ行けませんかね普通に 加えて、上の想定通り午前10時ごろに出発したとする。そうしたら全所要時間は45分、要は華厳の滝周辺には午前11時に着くわけで。

さらに調べると

華厳の滝から中禅寺湖は徒歩10分ほどで行けるみたいです。ならば「東照宮」ではなく、こっち方面にいこうとヴェロンさんが思ってもおかしくないと思う
☟帰りは「中禅寺温泉バスターミナル」から同じく「総合会館前」がバス直通していて、ホテル方向には40分で戻れます。「中禅寺バスターミナル」と「華厳の滝」の位置関係に要注目

そうなると、10時に出たとして華厳の滝に着くのは11時頃。そのあと徒歩10分の中禅寺湖でなにかご飯などたべてブラブラし、2時3時に「中禅寺温泉バスターミナル」を出れば4時ごろにはホテル近くにバスが着く。

ホテル周辺に帰ってから、夏場ですから18時ぐらいまでは充分観光ができる。そんな想定をしたとしたらどうでしょう。

この仮説を考えたのは、私も一人旅を良くしていたので「一人旅の女性の心理」をトレースして考えたからです。

まず一人旅の女性は

・暗い、寂しい場所に遅い時間行こうと思わない

・勝手が分からない土地では明るいうちに遠い場所、行きにくい場所に先に行ってしまおうと考える

・スケジュールがタイトな場合、前半に疲れる場所に行こうと考える

ことが多いと思うのです。

この場合、ヴェロンさんが泊まっていたのは日光東照宮も憾満ヶ淵もかなり近い場所、つまりホテルを拠点にすれば非常に観光が容易な場所だった。

だからもし上の仮定のように「華厳の滝→中禅寺湖→東照宮近辺」にバスで戻るルートを考えていたとしたら、ホテル近辺に戻ってきてからも、周囲の観光地は充分に見て回れる時間配分なわけです。

彼女は2日間日光に滞在するという予定だったようですが、もし仮に一日目に疲れたり時間が足りなかったりして「中禅寺湖エリアだけ」で観光が終わったとして、早朝早く起きてホテルを拠点にすれば近所のエリアは十分観光が出来るわけですし、疲れも生じにくいと思います。

翌日青森に移動しようという30代の女性が、最後の日に疲れる遠い場所に行こうとするとは思えません。だから一日目に「遠くて行き辛い場所」を消化し、二日目は近辺で体力を温存しておこうとするのは非常に考えられる行動パターンです。

〇「鳴虫山」にも「憾満ヶ淵」にも向かっていなかったのではないか(普通の観光客とは異なる行動パターンを取った)

〇ゆえに観光地に備え付けられたカメラに映っていなかった

〇バスで移動したため、目撃した人間が非常に少なかった

〇通常考えられていた場所ではなく違う場所(華厳の滝?)で何かが起きたのではないか

 

これらの想定はあくまでも一個人の仮定の話として読んでいただければ幸いです。

また新たな情報が分かったらこの記事に書き加え、修正したいと思います。

ベロンさんの情報提供は「栃木・日光署(0288-53-0110)」まで。

 

 

🐾関連記事🐾

🐈ヴェロンさん失踪一年時点での考察を書き足した、現時点最新記事(2109年8月)です。少々長いのでご注意ください。🐈

☟2019年3月時点で分かっている情報を集約した最新記事です。短いので読みやすいほうはこちら。


 

追記

ヴェロンさん関連の最新記事を2019年3月に更新しました。追加部分としては

①ヴェロンさんの行動計画メモの内容に基づく考察

②影向石のロケーションとその近辺で多発していた変質者情報について

③ヴェロンさんは山が嫌い!?説について

の三点になる。

🐈ヴェロンさん失踪一年時点での考察を書き足した、現時点最新記事(2109年8月)になります。長いです。🐈

🐈こちらが2019年3月時点での記事です。短く読みたい方にはこちらがおすすめです🐈


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