【日本一周】樋田容疑者、ぼっちじゃなかった【サイクルの旅】


どうも。樋田容疑者より友達がいないブログ主です( ..)φまあ彼も「友達」っていう関係性じゃないと思うんですが、なんと逃走中行動を共にしていた人がいたとのこと。

そうして、なぜだかその人まで逮捕されるというナナメ上の展開でもうポカンが止まりません。事実は小説より奇なりって本当なんですね。

吉田修一の「怒り」もびっくりだよ!

 

☟この「怒り」非常に重たいテーマを取り扱っていて読んでいて心が沈むのですが、ページを追うごとにめくる速さが加速していく小説です。

謎の残虐殺人事件の逃走犯が逃げ続けるなか、三か所に現れた三人の不審な身元不明の男。いったい誰が「犯人」なのか、という謎解きもさることながら、人間ドラマ、人間の弱さ、悲しさが詰まったよい小説です。逃走の経緯など、恐らく市橋容疑者をモデルにしています。

それはさておき、この珍妙な逃避行の経緯をまとめておきます。

樋田容疑者が使っていた自転車とはどういう自転車なのか

まず自転車の専門家の方が見た、樋田容疑者の自転車についてのコメントを紹介する。

☟逃走に使っていたのは「クロスバイク」と呼ばれるこの手のタイプの自転車だったようです(五万相当)

Grandir(グランディール) ロードバイク 700C シマノ21段変速[サムシフター] 2WAYブレーキシステム搭載 フレームサイズ520 Grandir Sensitive ブラック [520]
Grandir(グランディール) ロードバイク 700C シマノ21段変速[サムシフター] 2WAYブレーキシステム搭載 フレームサイズ520 Grandir Sensitive ブラック [520]

自転車見た感じどうですか?

この自転車、スポーツ自転車と発表されていたんですけれど「クロスバイク」っていう種類で。クロスバイクはもともと街乗り専用の自転車で、初心者向けのスポーツバイクっていう感じなんですよ。

大体どれぐらい?

高くても8万~9万がいいところだと思いますよ。

クロスバイクは初級者向けで長距離移動も可能な自転車

人の体力にもよるんだけど、自転車って結構走れるんですよ。樋田容疑者ぐらいだったら一日100キロぐらいはらくらくですよ。

大阪から山口はあの年齢だったら行ける?

もう全然。普通に行けます。大阪から山口なんて楽々です。

NPO自転車活用推進研究会 疋田智理事 コメント

 

まさかの同伴者は、日本一周中の44歳(男性)

樋田容疑者と行動を共にしていたのは無職の44歳男性。樋田容疑者とは愛媛県の道の駅で知り合い、その後行動をともにしていたらしい。

「今思えばサングラスをずっとかけて、勝手に付いてきて鬱陶しかった」と言っているが、実のところ待ち合わせ場所を決めて合流したりなど、本当に鬱陶しかったら撒くだろふつう、というような行動を取っているため、実際のところは自分を「慕って付いてきているように」見えた樋田容疑者に対して完全に突き放せなかったのではないだろうか。

 山口県警によると、男は自転車で日本一周の旅をしており、約3週間前に愛媛県内の道の駅で樋田容疑者と知り合ったという。

逃走事件については知っていたが、一緒にいたのが樋田容疑者とは気付かなかったと説明。「1人で旅をしたかったが、勝手についてきた。うっとうしかった」とも供述している。

 樋田容疑者は、逃走直後に大阪府羽曳野市で盗んだロードバイクタイプの自転車で逃走を続けていたとみられる。男は樋田容疑者と野宿をしたり、道の駅を利用したりして一緒に行動。

引用元:産経WEST

 

おい樋田、お前職業間違えたよ。お前営業マンになってればよかったんだよ

ここまでの話でまず気になるのが、樋田容疑者からこの男性に声を掛けていること。コミュ力ありすぎかよ!

男性にお聞きしたいのですが、普通見知らぬ男性に自分から話しかけていけます?見ず知らずのその場で会った、何の共通点もない初対面のですよ。

できねぇよ!

私は女なのでその難しさはよく分からないのですが、基本男性って男性に冷たいじゃないですか?

女が話しかけるならともかく、見知らぬ男から話しかけられようものなら「あ~ん?なんだお前?」みたいな感じになるじゃないですか。

そこでですよ、グイグイ自分から行けるってすごいコミュ力じゃないですか?しかも渋々ながら同行を許されてる訳でしょ?

 

計算づくでの珍道中。しかし「旅は道連れ」といいますし

樋田容疑者は彼を「カモフラージュ」として使う気満々で近付いた。前を向いて一人で走るという自転車の特質上、会話はできないでしょう。

「邪魔」とは感じても、黙って付いてくる分には特に迷惑はしないでしょうから「勝手にすれば」という感じで走っていたのではないだろうか。

ドラクエだって特に強くもないスライムとか初めに「スライムが仲間になりたそうにしている!仲間にしますか!?」と聞かれたら「まあ・・・スライムだけど初めて付いてきたいって言ってくれたわけだし・・・」としぶしぶ仲間にするじゃないですか。

そんな感じじゃないのかな。まあスライムだけど・・・勝手に自分で付いてくるわけだから・・・という感じ。

ドラゴンクエスト スマイルスライム ぬいぐるみ スライム L
ドラゴンクエスト スマイルスライム ぬいぐるみ スライム L

しかし「会話」はしないにしてもなんらかの情は生まれたとしても不思議ではない。

「友情」とかそんな優しい感情なんてないと思うし、単なる「同行者」程度の気持ちだったと思う。だけど「何かいなくなると寂しいな」程度の気持ちはあったんじゃないのかな。

だから「待ち合わせて」合流する、という行動を取ったんじゃないかと私は想像しています。

 

さわやかストーリー、オチが悲しい。匿ったことではなく同行者まで盗みで逮捕。

「女の子二人が知り合って自転車で旅をするさわやか青春ストーリー!」ってあれこれ夏アニメでなかった!?京アニでなかった?と錯覚するようなさわやかストーリーである(実際はオッサン二人の珍道中だけどな!)

個人的には女性向けでイケメン二人が友情を深めながらしまなみ海道を自転車で走るみたいなストーリーでプロダクションI.Gにアニメ化してほしい(不謹慎)

そんな二人のサイクルの旅は衝撃の結末を迎える!

大阪府警富田林署から逃走した無職、樋田(ひだ)淳也容疑者(30)が山口県周南市で発見された事件で、山口県警は30日、樋田容疑者と自転車で行動を共にしていた住所不定、無職の男(44)について、置されていた自転車を使用したとして占有離脱物横領容疑で逮捕した。

引用元:産経WEST

 

なんだよこのオチ・・・オッサンも盗人かよ・・・

という訳でこの男性も残念ながら勝手に盗んだ自転車を乗り回していた、ということで、この二人の旅は初めから終わりまで「盗み」から離れることはできませんでした。

犯罪が絡んでなければ本当にいい話なんですけどね。日本一周の旅をしながら道連れができ、なんだかんだいいながらも一緒に走っていく。

自転車の旅 (エイムック 2043)
自転車の旅 (エイムック 2043)

悲しいのは、この二人が「盗み」とか「犯罪」の土台の上に成り立った行動しかできなかったことと、そういう手段しか知らなかったこと。

樋田容疑者は、とりあえず真面目にまともな仕事をやればそこそこできるポテンシャルをもっていると思うのに犯罪ばかりして勿体ない話ですね。

 

しまなみ海道は海を見ながら自転車で走れますので、自転車が好きな方には機会があればぜひお勧めします!

「日本縦断こころ旅」好きです。面白いですよね。

「陽のサイクル旅」に対し、重たい「闇の逃避行」ストーリー「怒り」

🐾関連記事🐾

☟樋田容疑者現時点での最新情報。この後余罪の放火で再逮捕されました(2018年11月)


Matched Contentこちらの記事もオススメ

data-matched-content-rows-num="3,2" data-matched-content-columns-num="2,4"

Commentsこの記事についたコメント

2件のコメント
  • 旅人の端くれ より:

    初めまして。旅好きな20代(男)です。
    見ず知らずの男性に声をかけるか否か、についてコメントさせて頂きます。

     確かに、日常生活において見ず知らずの方に声をかけることは少ないでしょう。それは相手が男性だろうと女性だろうと。
     しかし、雄大な景色との出会いや、人の温もりに支えられる「旅」という行為は、我々の心をオープンにしてくれます。ましてや「自転車旅」ともなれば山を越え、雨風に耐えるなど、自分の限界に挑むのが常です。それ故、他者の苦労を思いやり、旅人同士が声を掛け合い、行動を共にするというのは決して珍しいことではないです。私自身国内外様々な場所へ、様々な手段(もちろん自転車でも)で旅をしましたが、そもそも旅人には好奇心旺盛な方が多く、私の経験上他者に対して寛容な方も多い印象です。旅人にしかわからない距離感もありますし、その点はある種一般常識が及ばない範囲とも言えるかも知れません。
     カモフラージュ目的、確かにそれも一理でしょうが、樋田容疑者と44歳の男性、一旅人として至極当たり前に意気投合したのでは?と、旅人の端くれは感じました。

    長文失礼いたしました。

    • きじねこ管理人(ブログ主) より:

      旅人の端くれさま
      コメントありがとうございます。
      ブログ記事を文章の流れとして「面白く」することと、何かを一概に決めつけないということを併せた書き方は難しい、公に自分の考えを公開している者として考えさせられるものがありました。

      「袖すり合うも多生の縁」という言葉、まさに旅先での出会いにふさわしい言葉であると最近よく思います。

      旅先での出会いは見返りもなく、見ず知らずの人に親切にしてもらうことなど私も経験がありますので、そうした記憶は非常に鮮明でもありますし、懐かしくいつまでも思い出すものです。

      残念なことは、私自身が働きかけた側ではなく、向こうから働きかけてもらって生まれた出会いであることのほうが大多数なことでしょうか。
      自分が親切にしてもらった側なだけではなく、できたら困っている人を助ける立場にも立ちたいものだ、と思っています(なかなか難しいことではありますが)

      今はコロナもあり、他人に対する猜疑だとか疑いだとか、人に対する距離が開きがちになってしまいました(関東地方から来た、を拒絶する向きもあったり)

      こんな時期ではありますが、やはり旅先の出会いだとか、心の交流というものが途絶えることはないと思いますね。

      旅を経験されている方の立場からのコメントをいただき、非常に参考になりましたし、閲覧者さんにも参考になるお話ではないかと思いました。ありがとうございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!