「藪の中」を抜けて~塚原光男氏と速見勇斗コーチの証言を徹底比較【体操界パワハラ問題】

体操界パワハラ問題が混とんとするなか、9月6日、速見コーチの宮川選手への暴力映像が公開され、その苛烈さに「・・・ないわ・・・」と世間は思っていたよりも速見コーチの暴力が深刻に見えることに驚いた。

(注:ちょっと前置きが長いのでこのへん飛ばしてもらっても構いません。本題は速見コーチの暴力の動画、この件について考える から読んでください。)

今までの記事では当事者(塚原夫妻・速見佑斗コーチ・宮川選手)だけの言い分ではなく、関係者、匿名の関係者コメントも多面的に紹介したが、いずれも宮川選手寄りの意見が多かったため、どうしても「宮川選手→勇気ある告発者」「塚原夫妻→権力者の横暴」に見えてしまう構造があり、実際に世間も「18歳の若者が権力者に勇気を持って告発!」という構図に宮川選手を応援したくなったはずだ。

こうなったのは圧倒的に塚原氏側の発言、コメントが少なく、比較しようにも宮川氏側の膨大なコメントに対し、ペラ何枚かの塚原氏側のFAXではあまりにも言葉足らずで、その言葉数の少なさが原因という訳でもないだろうがやはり「塚原側は悪質パワハラの加害者」という役割を振られてしまっている部分も多々あると思うのだ。

しかし9月6日にフジテレビ系列「バイキング」で坂上忍氏が塚原光男会長のインタビューを行い、同日「グッディ」も塚原光男氏と速見佑斗コーチの双方にほぼ同じ質問を投げかける今までにない取り組みを見せた。

インタビューの内容的に、順番は速見氏に聞いたあと塚原氏に聞いている感じなので、これまで速見氏側の発言が活発なため「塚原さんにああいわれたこういわれた」と言われた後、塚原側が弁解するのが毎回遅くなってしまった部分があるが、このタイムラグが解消された結果の私の率直な感想は

「塚原氏別に悪くないし、悪く伝わっただけですこし可哀想じゃない?」というものだった。

要は今まで「速見氏側」からみた「圧力を掛けるものも言えない権力者」というバイアスが見る側に掛かっていたような気がする。これを外して二人の言う「内容だけ」を客観的に見た結果、塚原氏と千恵子氏はただ

「不器用で、うまく説明が相手に伝わってなかったため、誤解されたのでは?という風に思えたのだ。

対する速見コーチの方は正直イメージが以前より悪くなった。語る内容はいつも「こうだと思います」「こう感じました」という印象論だけで、ほとんど確かなものがない

要は「思い込み」の部分がかなり大きいし、もし「こう思いました」という立脚点すべてが間違っていたとしたら、これまで言われてきたことをすべて土台から考え直さないといけないことになると思う。

こう思ったのは、すべて速見氏の言う「塚原さんにこうこうのことをされて」という説明に対し、塚原氏の回答が「これはこうだからこうなのです」ときちんと明快に答えられているからだ。そこには「こういうことをしました、で、結果こういう誤解をされました」という説明の筋がきちんと通っている。

これからその内容をできるだけ忠実に載せていくので、どう思うかはこれを読んだ方の判断にお任せしたいと思う。

どっちが「正しいか正しくないか」ではなく、客観的事実に基づき考えて頂きたいと思っている。私も今はまだ考えている最中だ。またなにか新しいことが分かれば更新はしておきたいと思う。

 

速見コーチの暴力の動画、この件について考える

上記は速見コーチが宮川選手を平手打ちしている動画である。この動画が撮影されたのは2015年2月のこと。現在18歳の宮川選手が当時15歳だった時期の動画だ。

これからこの動画に関して、速見コーチと塚原光男氏、双方の意見を紹介していく。

 

(ソース:9月7日放映「グッディ」 速見氏、塚原氏Wインタビュー 内発言)

 

宮川佑斗氏「(暴力は)指導ではないですね」

質問:(しばらくこの暴力行為の動画を速見コーチに見せ)自分の暴力の動画を見て率直にどう感じます?

実際ああいうことがあったのは事実。普通に考えてありえない。

質問:三年前、記憶はありますか?

記憶にありますね。

質問:どんな状況だったんですか?

状況までは記憶にないけど厳しかった時期ですね。

質問:何が原因か覚えてる?

(考える)

質問:今見るとあれは指導ではないと?

指導ではないですね。

質問:ああいう時は自分の気持ちが前にサッと出てしまう?

そうでしたね。

質問:(この状況は)私がもし宮川さんの母親だったら絶対に許せないですよ。

(宮川選手のお母さんは)当初は・・・(沈黙)昔の時代感覚というか、あんたが悪いんでしょ、という感じ。

質問:むしろ宮川選手にあんたが悪いということ?

(宮川選手にも)原因があったんでしょと。

質問:一定程度の指導法に関して理解していた?

そうですね。

質問:7日の会見でも少し触れていたが(速見コーチが)小さいころよくひっぱたかれたりした?どんな感じだったんですか?

まあ昔なんで、それはなかなか厳しかったです。

質問:それは自分が顔とか叩かれるわけだが、その時の気持ちは?

その時はもう「怖いな」って思いますけど、でもなんかこう、その時はそれで感謝をしなさい、っていう時代なので、ありがとうございます、って言ってました。

質問:叩かれて指導されたことに対して「ありがとうございます」という時代だった?

そういう時代でしたね。学校でもそんな感じでしたし

質問:暴力は悪いという認識は以前はなかった?

以前はなかったです。いいとは思ってなかったですけど、必要だとは思っていた

 

塚原光男氏語る「あれはないですね」

質問:率直に動画を見てどうお考えになったのですか?

ちょっと衝撃的でしたね。あれは殴るっていう感じでしたね。しかも驚いたのはそういう暴力に加えてみんな周りで練習していると、撮られたほうも恐らく日常的にああいうことが行われているからかもしれないんですけど、ああいう映像が撮られたんじゃないかと思うとちょっと衝撃です。

質問:塚原さんが指導されているここの体操クラブではああいう光景はないですか?

あれはないですね~僕には宮川選手が信じ込まされているっていうか、小学校5年からずっとやってる訳ですから、信じこまされてるか、そういう風に思い込まされているっていうようなところがとても恐ろしいな、って僕は思ってますね。

質問:あまりにも従属しすぎてる?コーチに対して?

そういう感じには見られますよね。

質問:千恵子強化部長はなんて言っていました?

これは大変なことですよ、と驚いていた。

自分がこれを知らなかったことには「ああ失敗したな」と言ってましたよ。本当はもっと三年前にやってるんでしょ?それは強化本部長が早く気が付いて処置を早くしたら、何かべつの解決法・・・宮川選手がテレビに出て話すようなことにはならなかったんじゃないのかなと思って・・・

 

 

高圧的な態度に関しての双方の見解

まず双方の見解を聞く前に宮川選手が話した「高圧的な態度」を取られたという7月15日の状況について、彼女の話を再掲する。

そのあと、塚原光男氏と速見コーチ双方の意見を載せるので状況を考えてみてほしい。

 

7月15日の状況(8月31日「スッキリ」出演時宮川選手コメントより)

付き人から(千恵子氏)からお話があると呼ばれ、副会長と本部長が待つ部屋に呼び出された。

副会長から暴力行為があったと聞いているがどうなのかと聞かれて、暴力といわれるまでの行為はなかったと思います」と言いました。

「それをパワハラだと思ってないのは異常だ」と言われ、そのあと何度も「(暴力は)あったでしょ?」と言われて。

「誰がそれを言っても先生を信頼しているので、ないと答えます、と言いました。

「暴力を認めないとあなたが厳しい状態になる。私たちはあなたの味方よ。という風に言われました。」

質問:「どういうタイミングで言われましたか?」

「暴力を認めないとあなたが厳しい状態になる。オリンピックにも出られなくなる、という感じでした」

質問:終始高圧的な態度だった、と。高圧的ってどういう状況ですか?

お二人でどんどん前のめりになってきて、声が大きくなって、ワーワーおっしゃってなにを言っているかわからない状態でした。それを具体的に「高圧的」だと感じました。

 

ソース:9月7日放映「グッディ」塚原光男氏へのインタビューより

質問:(塚原氏に上記の状況と当時宮川選手がこう感じた、という精神状態を伝え)覚えていますか?

覚えてます。代表の選手のあるコーチから、調査願いとは別に「いや、実は速見コーチの暴力的な指導に我々がえらい迷惑してるんです」って。選手らも怖がっている、っていうような苦情が強化本部長のほうに来ていた。

質問:直接?

直接。よくね、みんながいろいろ(千恵子氏に)言ってくるんですよ。塚原千恵子(強化本部長)に何も言えないなんてとんでもない話でね。

「あなたは暴力ってどういう風にかんじているの」って聞いたら(宮川選手が)私は最終的には暴力はありました。それは教育だ、と。私を一生懸命指導してくれることだと思ってます、と最後はしっかり答えてるんです。

でも僕はそのときに「それはだめだよ」と「それは違うよ」と。それは暴力を容認することになっちゃうし、今の時代は暴力はみんななくそうとしてみんな頑張ってるんだから、それはあなたがいうのはまずいですよ、と言った。

あれが指導だと思ったら、それこそ指導ではない。暴力によって集中力、緊張感を作る。これは一時的には効果がある。長くは続かないんです

パワハラとはなんでしょう?という話について

今こうして(私と安藤さんが)お話ししていて「これはパワハラだとか、これはパワハラじゃないって言えますか?

安藤:う~ん

できないでしょ?

安藤:私はその場所にいたわけではないので・・・いないし、話でしか聞けてない訳ですから。

パワハラっていうのは受けた側がどう考えるかっていうことじゃないんですか?

いやそうだとしたらですよ。学校の教育現場なんて成立しないじゃないですか。だって先生の言うこと生徒はみんな嫌じゃないですか、ちょっと注意するだけで。

嫌だと思ったら全部パワハラですか?それはね、世の中大変な事になっちゃいます。

安藤:じゃあなぜあんな風に宮川選手は高圧的な態度だった、と言ったんですか?

だから彼女がそういう風に思ったんじゃないですか?高圧っていう意味が彼女がどういう捉え方をしたのかね?

パワハラと一緒だと思うんですよ。本人が「高圧的」って思えば全部「高圧的」になるんですか?というところの問題ってあると思うんですよね。いや、すべてのことに対して。

安藤:なるほど、受け取り側と言っている側の違い・・・

僕も(今安藤さんに)なんでそんなこと言うんですか!なんでそんな質問するんですか?って言ったら嫌でしょう?

安藤:まあ高圧的ですよね

でしょ?ほらそれと一緒じゃないですか。上司がね、お前しっかりやんなきゃダメだ、と。やってるのに「やってないな」って言われたら「ああ、すいません」ってなるけど、そういう風にねすごく微妙な問題がパワハラにはあると思うんですよ。

暴力は絶対分かるんですよ。だからそういう専門家の皆さんが「いや、塚原さん、それはねやっぱりパワハラっていう今の社会通念上常識的に・・・ということなんですよ、と言われたらそれはしょうがないですよね。

「あ、そうですか。私も今の時代の中でね、そういう価値観をしっかり認識できてなかった」という反省をせざるを得ない。

 

ソース:9月7日放映「グッディ」速見コーチへのインタビューより

7月15日の状況に関して速見コーチの考え(その部分だけ一部抜粋)

「今テレビでは宮川選手の7月15日に呼び出されてどういわれたかってことが結構議論されてると思うんですけど、あの日一日に何を言われたかっていうこところは、そんな大きな問題ではなくて、もっとトータル的にそういう風に圧力で自分たちが大切にしている人の批判を聞かされたり、制限がかかったりだとか、海外派遣されなかったとか(そちらのほうを重要だと考えている)

 

7月15日の「会談」はなぜ起きた、なぜ録音テープは16日のものだったのか

「パワハラ」があったとされている7月15日会談ついて、三者が語っている状況を上記に載せた。

ではこの「塚原夫妻、宮原選手」の三名の会談はなぜ起きたのか。なぜ宮川選手は一人呼び出され、話をする状況になったのか。

この点について、塚原光男氏がこれまで語らずにいた複雑な状況を「バイキング」で坂上忍氏に初めて打ち明けた。

この話をそのまま載せる。

7月15日に塚原副会長が話に立ち合った理由 9月6日放映「バイキング」インタビュー

当時千恵子氏から(宮川選手が)所属の問題、その契約か何かでちょっと弁護士をつけて争っているような、そんな問題を抱えていたということを聞いていました。

(千恵子氏から)「立ち会ってほしい」と言われ「ちょっとそういう弁護士みたいな話ですから」ということでそもそもことの発端は7月7日塚原女子強化本部長あてに届いたメールが始まりだった。

「私は宮川選手が所属する前所属先の代表者です。私は宮川紗江選手とスポンサー契約をしております。私は大阪体育大学と宮川選手がDASH認定アスリート契約を現在も締結していると知らされず、スポンサー契約を締結しました。二重契約でございます。

大阪体育大学 (去年10月~五年間)
A社  今年五月~2020年8月)の期間

 

宮川選手が上記の二つの契約を結んでいたが、このA社のメールの送り主はその話を伝えられておらず、いわゆる二重契約に陥っていた、という話が綴られていた。   

A社から通信費(指導料込み)で速見コーチにお金が支払われていた

宮川紗枝選手に振り込みしたお金は、速見氏がいうにはもう残ってないとの報告も。

メールの最後には

速水氏による宮川選手を利用利他スポンサー契約の悪質な利用は避けたいものです。宮川選手がナショナル選手、五輪強化選手のために、速見氏の金銭トラブルに巻き込まれないようにご報告させて頂きます

 

坂上:これダブッちゃってる、という話だと思うんですけど

塚原副会長、頷く

「大問題です」

坂上:(大阪体育大学に)入学してないですよね?宮川選手。

「してないです」

坂上:あれお金発生しちゃうんじゃないですか?スポンサーに

「発生してます」

質問:(そのお金は)もうないんですよね?

「だから全部違うんじゃないの」というのは僕の気持ちに最初からあるんですよね。なんであんな会見をしたんだろう。全部違うのに、と。

本当のことがわかったらとんでもないことになるよ、ということは元々ありました。だから早くちゃんと調整しなさい、と。そうして練習に早く専念しなさい、という教育的な指導であのミーティングが行われていたと我々は思っているんです。

今回速見コーチの契約にもかかわってます。当然暴力問題もある。コーチのいろいろな行動ですよね、宮川選手を、僕の考え方では「私物化」の最たるもの。

質問:指導だとはいえ、暴力を用いるのはやっちゃいけないことですね。プラスお金が絡んくると「あの処分でいいんですか?」ということになる

やっぱり宮川選手は代表選手だから、彼女はやっぱりそういうことを考えてない。でもその考えない理由はそういう理由だと思うんで、それは宮川選手のためにならない、と僕は一番思っているんですよ

彼女はすごい才能があるんですよ。これはなんていったって日本の宝だから。ちゃんとその環境を整えてやりたい。

それが逆に全部裏目に出てたんですよね。本人のためなんです僕らは。今でもそう思ってますよ。

坂上:難しい時代になったなあ

僕らも初めてですよ。こういう選手に会ったの。

 

スポンサー契約トラブルについて宮川選手の代理人 山口弁護士

「あの契約のトラブルに関しましては、スポンサー会社さんの代理人と私のほうで協議いたしまして、現在解決をしております。あと合意書の調印を残すのみとなっております。

具体的な内容については伏せるということで合意ができておりますので、トラブルの内容、交渉の内容等についてはここではコメントは差し控えさせて頂きます。

A社の社長さんのほうにも大阪体育大学のプロジェクト契約についてもお話ししている。そもそも揉めていません単にスポンサーが二つあるというだけの話。契約に全く違法性はない。

 

上記の前提をもとに、再び塚原光男氏の話(9月7日放映「グッディ」内インタビュー

質問:二対一で呼ばれたから宮川さんは怖かった、と。

たぶんそれは・・・彼女は・・・その話言ってもいいですか?速見先生の暴力問題があったりで、あなたにはこういう問題があるんです、っていうことを我々は言おうと思っていたんですけど、入ってきたときから緊張しているんですよ(つまり上記の二重契約の話を暗に言っている)

たぶんね、本人も自覚したんじゃないですか?いろんなことを言われるんじゃないかな、ってということで緊張して。本人はそれを「恐怖を感じた」って言っているけど、ミーティングをやることに関しては、まったくいつもやっていることだからそう感じる必要がないんですけど。

彼女がそう感じたっていうのはたぶん我々からそういういろんな問題を指摘されたり、指導されるんじゃないかと感じたんじゃないですかね。それでちょっと緊張した感じがありました。

(つまり塚原夫妻の呼び出しは通常のミーティングの一環で、珍しいことではなかった)

宮川選手が「問題を指摘されるのでは」と緊張していたから「パワハラ」と感じたのでは

 

次に、9月2日の塚原夫妻の共同声明で出された「7月16日の対話の録音テープ」は上記の話に非常に符合している会話内容に思え、非常に示唆的だと思うので再掲する。

 

状況を掴むために上記に上がっている公開された音声の内容を書き起こしてみる。

千恵子氏「人がやったことじゃないんだよ。あんたが契約して、あんたのグループが(親か速見さんかしらないけど)それが契約して巻き起こしたことなんだよ。そうでしょ!?周りの人とか私たち関係ないでしょ!?(合宿から?)かえってどうしようと思ったの?」

宮川選手「かえって今日は休みたいと思った」

千恵子氏「あなたはオランダの大会の所感にも書いてあったけど、見ることで勉強もしたしいろいろ学んだと書いてたけど、人の試技会を見たり練習しているところを見たって参考になるでしょ」

宮川選手「今はそういう気持ちになれない」

千恵子氏「・・・・それはね、あなた。自分の我儘よ。コーチや親が帰ってこいって言ったわけ!?」

宮川選手「帰りたいっていうのは伝えました」

千恵子氏「親を呼び出しましょうか私が?」

宮川選手「・・・・それは別に構いません」

千恵子氏「でもそれはあなた自身の責任でやらなきゃいけないことじゃないの?自分が巻き起こしたことで自分がそういう風に逃げるのはダメ。スポーツをやる意味はどんなに難しいことがあったって、ちゃんとやるとか、我慢するとかそういうことを学んできたんだと思うから・・・」

 

おわりに 超個人的な「この騒動の所感」

再度上記の会話内容を聞いて、何となくパズルのピースがハマったように感じなかっただろうか?この話は、完全にこれまで紹介してきた「二重契約がこじれた件」について宮川選手が「どうするの?」と聞かれている状況だとは思えないだろうか。

「パワハラ」というよりも「これからこのトラブルをどうするの?この(トラブルは)親だか速見コーチだとかが起こしたものなのかもしれないが、自分でどうにかしなきゃいけないよ、と注意されているように感じるのだが(口調はきついと思うが)

つまり(一番きついことを言われた)7月15日のテープが出なかったのは、それを出してしまうことによって宮川選手の周囲で起きているゴタゴタを周知させたくはないから、という塚原夫妻側からの配慮があったのではないだろうか。

しかしこの(正直意味がよく分からない)部分の録音を出すことで「これ以上騒ぐとこの話が公になってしまうよ」と宮川選手側へのいわば「牽制」にもなり、塚原夫妻も強い態度に出たことを謝罪し「直接謝りたい」と公表することで、いわばこの騒ぎを手打ちにしたかったからなのではないか。

しかしそれを熱くなった宮川選手と速見コーチ側は察することができず「謝罪は受けない」と差し出された手を振り払い、引きどきを逸した。それが今の状況ではないかと個人的に思う。

という感想はこの記事ですべて紹介した塚原光男氏、宮原選手、速見コーチの言葉すべてをこうしてまとめて記事にし、また実際彼らが話しているシーンを何度も何度も見て感じた私の個人的な感覚である。

皆さんはどう思われただろうか?「パワハラ」か「注意喚起」か。「高圧的態度」なのか「あんたこれやばすぎるよ!?なんとかしなさい、本当に!」という半ばパニックでワーワー宮原選手に言ってしまったのか、それは私たちは当事者ではないので絶対に分からない。

しかし上記のインタビュー内容は第三者のものではなく、紛れもなく彼らが自分の言葉で語った事柄なので一定の信頼感はあると思う。本当にここまでお互いの見解が食い違うという事態も難しい。

このお互いに対する誤解、勘違いが解ける日はくるのだろうか。

 


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