札幌市タコ投げつけ事件⑥現場状況から見える「犯人像」を考える

札幌市タコ投げつけ事件が起きたのは7月29日のことだが、あれからこまめに検索しているが犯人が捕まったという報はない。

まあ正直言ってしまうとたぶん犯人は捕まらないだろうなあと思う。類似の事件を起こして現行犯逮捕されるまでは。

犯人のうっ憤はマンションにタコを投げつけるだけで解消したのだろうか?これほどの怒りの感情を抱えている人物だ、恐らく容易くそんな感情は解消はしないだろう。

今後札幌で、こうした動物に対する事件が起きないかは注意していく必要があると思う。

記事①では事件概要と犯人の交通手段

記事②では犯人の行動を地図上でシュミレート

記事③では犯人が投げつけたタコの正体(種類について)

記事④では①~③の考察を踏まえたうえで犯人像「終電帰りのサラリーマン」説と、新鮮なタコを入手しうる人物像として「釣り人」説の二つを組み立てました。

記事⑤では上記の二説に加え「深夜型生活の住人説」を考察した。

 

この記事では、この五つの記事で拾いきれなかった情報をまとめていこうと思う。

住人の方のツイッター(これ一番重要なやつ)

なんとも片手落ちなことに、一番の当事者の方のツイートを漏らしていました。


通報者の方で、上からタコが散乱している写真を撮影されていました。

https://twitter.com/kakakakakaito63/status/1022540754252525569

かなりの衝撃音だとの証言があります。記事③で考察したのですが、最軽量(養殖する前の子供の水ダコ)だったとしても1.5キロ前後あるはずで、それ以上になるとちょっと投げつけるのは厳しい重さになると思う。

500ミリのペットボトル程度でも壁に投げつけたら結構衝撃もありますよね。それを壁に投げつければ、たとえ500gしか重さのないそれでも結構すごい音になるはず。

まして、もし一匹物のミズダコだったとしたら今度は二リットルのお茶のペットボトルに三分の二水が入った状態ぐらいのものを壁に投げつけているということに。

やってみるとかなりそれレベルのものを持ち上げるのは大変です。

ましてそれを投げつけるなんてかなり至難の業で、肘を痛めかねません。女の力だと、500ミリリットル程度でも、複数回投げつけることは難しい。やはり犯人はかなり腕力のある人間で間違いないと改めて思いました。

タコの重さは500g~1.5キロぐらいで推定しておくのが正しいと思う。それ以上にだと、さすがに一時間近く壁に投げつけるのは困難だと思われる。

 

じゃあ今度はタコを投げつけた人の体験を紹介します

検索していて見つけたこのサイトDaily Portal 「タコを叩きまくって柔らかく

という記事で、タコを柔らかくするために投げつける実験をした方のページが出てきた。

日付が確認できないが、アドレスから恐らく2006年頃の記事のようだ。

女優・星野知子さんの旅行エッセイを読んでいたら、こんな記述があった。場所はギリシャのとある漁港である。「おじさんが堤防にタコを何度も叩きつけていた。そうすることで肉が柔らかくなるそうだ。おじさんが焼いたタコは、とても柔らかく美味しかった」

引用元:Daily Portal「タコを叩きまくって柔らかく

これに影響を受け「叩きつけたタコは柔らかくなるか」という実証を試みている。5chでも、ギリシャやイタリアでこうしてタコを叩き付ける風習があると指摘していたひともいた。

しかし上記の記事でもそうだが、さすがに何にも包まず投げつける状態はないだろうから、今回の「札幌タコ投げつけ事件」では「食べること」「柔らかくすること」を目的に投げつけたとは思い難い。

一番今回の「札幌タコ投げつけ事件」の状況に近いのがこの記事の二ページ目からの内容だ。Daily Portalタコを叩きまくって柔らかく

いざ橋げたに袋に入れたタコを投げつけたものの、なぜかまっすぐ飛ばず、弧を描いて飛んでいくらしい。

しかも「ベチャッ」というあまり意気の上がらない音とともに。次にこの方は叩き付ける橋げたへの距離を近くして、直接袋を振り回して叩き付けるという態勢に出る。

この事件に興味がある方なら、実際タコを投げた人の体験談を見るといろいろ気付くことがあると思う。

なにしろ「自分からタコを投げた」という体験者はそうみられるものではない。非常に貴重な話だと思うので、興味があるかたは目を通してみると良いと思う。ちなみに、投げたタコを後から熱すると、とても硬くて噛み切れなかったそうだ。

結局「何かに投げつけたタコは柔らかくなる」というのは俗説だったようで、叩きつけたところで美味しいタコになるとはとても思えない。よって、この事件の「叩き付け」が調理目的のアクションでないことは明らかだ。

 

現場状況を再度踏まえて考えてみる

この記事を読んでいて思ったのだが、タコ、しかも生を投げつけたとなれば犯人はかなり手がヌラヌラになっているはずだ。投げつけた時に顔に飛沫も散るだろうし。

上で紹介した記事でもあったが

遠すぎるとタコの勢いが落ち、あまり音が出ない

近いとタコを叩き付ける力は大きくなる(力が込めやすいので)

また通報者の方の(ツイート再度引用)で分かるがタコが結構遠くまで飛んでいる

現場マンションの前は車が二台すれ違えるほどの広さの道だ。

おそらく近くから投げてはいない。そこそこ距離を保った状態でタコを投げている。近くから投げるとこんな風に散らばらず、あまり飛びもせず下にボトッと落ちるだけのはずだ。

よく見ると結構タコが飛んでいる。しかもあちらこちらに、距離もバラバラに飛び散っているのが分かる。

この状況から推測できるのは

犯人、あちこち移動しながら叩き付けている?

ということだ。

 

犯人の投げつけから予想できる情報は

A.あの野郎ムカつく!お前みたいなやつはこうしてやる(暗い怒り)

B.思ったより飛ぶじゃん!こりゃおもしれえわ!ヒャッハー(アッパー系)

このA、Bどちらかの人物像どちらが近いかと言うと、私はBの(アッパー系)ではないかと思うのだ。

なんとなく、軽くステップすら踏みながら「完全に楽しんで」タコを投げつけているように思えるのだ、このタコの飛び散り方を見ると。完全に遊んでおり「楽しんでいる」そういう感じを受ける。

おそらくAの「暗い怒り」タイプだと、黙々と一か所にぶつけ続けるような陰湿さが垣間見えるのではないかと思うが、この写真を拝見した限りは、そういう風にはあまり見えない。しかも住人がいつ起きだしてくるかもわからない。

闇の中でひっそりと、犯人は笑う

どこかの記事で見たが、住人が午前一時頃帰宅したとき、入るときにすでに何か滴るものが落ちてきていたらしい。ということは、結局この犯人は一時間以上こんなことを繰り返していたようにしか思えないのだ。

その間、ずうずうしくすら思えるほど豪胆にこんなことを繰り返していたとすれば、かなり肝の据わった人物か、余程自分に自信がある人物だろう。

住人が音に気付いたところで、窓から自分を見ないという確信があるようにも思える。なぜか。

犯人は住民に顔を見られてもいっこうに構わない。どうせ暗闇の中だ、顔など碌に見えないだろうと思っているからだ。誰かにもし見られたらすぐに逃げればいい。

しかし住民は違う。得体の知れない相手が何かを壁に投げつけている異常な事態だ。だから覗けない。いや「外を怖くて見られない」のである。至って普通の感覚だ。

まるでその心理を知っているかのように、犯人はタコをまき散らし、悠々と現場を去っていった。

いくら住民が出てこずとも、誰かが通報するかもしれない。近くのマンションの住人が見ているかもしれない。しかしそんな危険を冒しながらも堂々と現場に居座り、タコを投げているのである。

やはりこの犯人の感覚には「ふてぶてしさ」「大胆さ」「厚顔さ」その三つを感じる。

皆が想像するサイコパス的な人物ではないような気がしてならない。

結局のところ、犯人が同じ事件を起こし、捕まるまでこの謎は解けない。「異常な訳のわからなさ」それを残したまま、犯人はいま、どういう顔をしているのだろう。

思ったよりも大騒ぎになって慌てているのか。それともその騒ぎを楽しんでいるのか。毎回あれこれと考えてみるのだが、まったくわからないままなのである。

また何か進捗があればいいと心から願う。

 

 

 


error: Content is protected !!