【札幌タコ投げつけ事件⑤】三つめの新たな犯人像


なんだかんだ言ってまだまだ考察の余地があるこの「札幌市タコ投げつけ事件」

タコが壁に投げつけられたという意味不明さもさることながら、深夜一時に一時間の間タコを投げ続ける、という犯人の執着心も恐ろしく、不気味さも孕んだ事件です。

現在分かっているそう多くない情報の中から、興味を持って調べていけば情報以上を得られることがこの事件に私が引き付けられる理由です。

記事①では事件概要と犯人の交通手段

記事②では犯人の行動を地図上でシュミレート

記事③では犯人が投げつけたタコの正体(種類について)

記事④では①~③の考察を踏まえたうえで二つの犯人像「終電帰りのサラリーマン」説と、新鮮なタコを入手しうる人物像として「釣り人」説の二つを組み立てました。

その後、事件現場周辺の地域性を調査するにあたり、新しい可能性が浮上してきました。この記事ではそのもう一つの犯人像の考察を広げていきます。

「現場周辺の治安情報抜粋」の章までは前置きなので、本題が知りたい人はとばして「環境は最強だが~」から読んでください。

 

現場周辺の地域性をネットで調査すると、新たな可能性が見えてきた

他県の人間が札幌のことを知りたければまず5ch、爆サイなどの掲示板でしょう。実際これらのトピをざっと眺めてみたのですが、雑多な情報も多く、あまり有効な情報は拾えませんでした。

行き詰ってストリートビューで現場付近を見ていたところ、周囲のマンションの名前のプレートが見えたので早速そのマンション名で検索をかけます。

すると、大手の不動産物件サイトがヒットしたので会員登録を済ませた後、早速周囲の治安状況の口コミを浚ってみました。

 

現場近辺の治安状況抜粋

【注:これから紹介する口コミは、あくまでも口コミの範囲であるので、ご近所同士の噂話レベルだと考えてもらうとちょうど良い】

治安が悪いという情報一覧

・近所でひったくりが起きた。

・細い通りは街灯もまばら。

街灯などがやや暗く、女性が独り歩きするには少し不安

治安はあまり良くはない

単身者が多く、ゴミ捨てに気を使わない方が多い

すすきの至近なので治安はいわずもがな

・夜の仕事の人間が多いのか夜中に帰って来て騒ぐ

治安が良いという情報一覧

交番も消防署も自衛隊まで近いので治安はいい方

何かあると警察がすぐに駆けつけてくれる場所である

防犯カメラが複数設置されている

 

環境は最強だが不穏な出来事を訴える人も

現場周辺の治安状況を要約すると、警察や消防が近くにあるので精神的安心を得られる環境ながら、薄暗い街灯の少ない通りに怯える人や、ひったくりや事件が起きたため「治安が悪い」と怯えている人も少なからずいるということがわかった。

これらの情報を読んでいくうち現場周辺の「立ち位置」がハッキリしてきた。つまり

現場周辺は札幌のベッドタウンとして位置づけられており、繁華街から一駅という位置関係上、深夜勤めの人も多く住む

こうした夜型タイプの人たちと全く異なるライフスタイルを送る子育て世代が共存している地域ということだ。

こうした状況を踏まえた三つ目の犯人像、それは「深夜型の人間」

以前から「深夜一時から二時」という犯行時刻に疑問を感じていた。普通の昼型生活を送っている人間ならば、外をうろうろしている時間帯ではないことは明らかだからだ。

前回の記事で書いた「サラリーマン」にしても、よく考えたらイタズラ感覚でタコをマンションにぶつけたところで全くメリットはなく、警察に逮捕されでもしたら解雇されかねない。

深夜型のお仕事をされている方には失礼な話かもしれないが、下記の理由から従来の犯人像にもうひとつの新たな説「深夜型生活の犯人説」をプラスしたい。

深夜に起きた事件であること

ロケーションがすすきのに近い

お仕事で酔っ払っている確率が高い

(職場などで)タコを人からもらえる可能性がサラリーマンより高い職種

の四項目から「深夜型生活の住人が犯人説」も可能性の一つとして浮上してきた。

 

新たな「犯行直前ルート」

下図は記事で考察した犯人の移動ルートの地図の再掲である。

0:14分の終電で犯人が電車を降り、「中島公園駅」からこの通りに沿って西に歩き続けたと想定した場合の犯人の歩行ルートだ。

 下図は「犯人が夜の住人説」に基づき、電車に乗らず直接現場付近まで歩いて帰宅した、と想定した場合の仮想ルート。

時間はこちらのほうが7分多く掛かるが、一駅移動とはいってもすすきのから中島公園までの乗車時間は5分。

プラス両方の駅の階段の上り下り、ホームまでの移動を含めれば10分前後はプラスされるであろうから、実際はこの上の図のように電車に乗らず、上記のルートのように歩くほうが短く済む可能性のほうが高い

今回は現場周辺の口コミ調査から、新たな切り口で犯人像を考察した。

「酔っ払いサラリーマン説」も「小樽から来た釣り人説」も「深夜型のお仕事の人説」みっつすべて、結局は想像の範囲でしかない。

あくまでも個人が興味で考察した推理なので、参考の一つとして考えて頂けると幸いだ。

次回の記事は

犯人の動機や、犯行後の逃走ルートについて考えて行きたいと思う。


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