世の中のお父さんの「飲み会帰りのお土産」が好きだ


お父さんや旦那さんってなんで飲み会帰りにお土産持って帰るんですかね。

餃子、メロンなんていうのもありましたね(たまたま飲み屋街の八百屋で「安いよ!いいメロンだよ!半額にしとくよ!」と言われたので買ってきたらしい)

いつも自分がもらう立場だったので、お父さんや世の中の旦那さんがどうして「お土産」を飲み会帰りに持って帰りたがるのか、いまひとつ分かってなかったのですが、先日その気持ちが少しわかった気がするのでちょっと書いてみます。

 

家族のために「おいしいもの」を食べさせたい

久しぶりに、昔よく行っていたたこ焼き屋の近くを通る予定がありました。そこで自分が食べにいきがてら、家族のぶんのたこ焼きももう一皿買うことにしました。

出来立てであつあつのたこ焼きは透明パッケージに閉じ込められて、かぐわしいソースの匂いをぷんぷんと漂わせていました。

それを見ているだけでとても和やかな気持ちになります。たこ焼きのおいしさ。家族が喜ぶ顔。きっとそんなに買いに行ける店じゃないから驚くだろう、そんなことを思うとどこかウキウキしてくるのです。

胸元に大切にひな鳥を抱えるようにして持って帰りました。そうして、黙って仕事から帰ってきた家族にたこ焼きのパックを渡しました。

「え?何?」と戸惑っている家族に「あの店のたこ焼きだよ」と言うと、ぱあっと顔が輝きました。

「あ~食べたかったんだよなあ!でもそんなに買いに行ける距離じゃないから。いや~、うれしいなあ」と喜んでいます。

レンジでほかほかに温めて皿ごと出すと、よほど嬉しかったのかたこ焼きばかりを食べています。

「とろとろでうまいなあ」「あ~久しぶりだあ」と喜んでバクバク食べています。

 

世の中の「お父さんのお土産」には家族への思いがつまってる

ああこれなのかな、とその時私は思ったのです。世の中の、飲み会帰りのお父さんも旦那さんたちも、家族が喜ぶ顔を思い浮かべて、大切にその「お土産」を抱えて帰っているに違いないのです。

ひっくり返してひしゃげてしまわないように。落としてしまわないように。酔っぱらいながらも、ただ家族を喜ばせたい、それだけの気持ちでふと通りかかった屋台で、お店で、家族のことを思ってきっといろいろな「お土産」を選んでいる。

べろべろに酔っぱらって「ははは~!帰ったぞ~」と玄関で大声で笑えばしらふの家族は「いやあねえ、お父さんあんなに酔っぱらって・・・酒臭い」と酔っぱらいを忌み嫌います。

でも世の中のお父さんや旦那さんが酔っぱらっているのはなぜかというと「お仕事の一環」として飲み会に出て、あまり飲めないお酒を無理して飲んで、だからそんな風に酔っぱらっている。

つまり「全部家族を養っていくため」なのですよね。うるさいしくどいし、酒臭くて大声で耳元でどなってうっとおしい「おじさん」だけど、そんな風に酔っぱらっているのは全部「家族のため」

嫌われても「あっちにいってよ」と邪魔者扱いにされても、それはとても尊いことだと私は思います。なぜなら、その行為には見返りなど一切求めない気持ちがあるから。

家族に分かってもらいたい。家族にそんな自分のつらさを理解してほしい。ねぎらってほしい。

そんな気持ちを持たず、黙って「うるさい酔っ払い」をやって家族に邪魔扱いされて、でもそんな状態でも「家族になにかおいしい食べ物を食べさせてやりたい。喜んでもらいたい」と思っている、ということなのだから。

なんてけなげなんだろう、と私はそのとき世の中の「お父さん」とか「夫」という生き物をそう思いました。

飲み会帰りのおぼつかない頭ですら「家族が喜ぶこと」を考えているなんて、あまりにも家族が好きすぎるし、かわいらしすぎるじゃないですか。

お父さんや旦那さんが飲み会帰りに買ってくるお土産には「家族が大好きだし、喜んでもらうとうれしい」という気持ちが全部入っているんですよね。

ぎょうざ、たこ焼き、焼き鳥、おすしの折詰。思ってみれば、そんなお土産の数々はどれもおいしかったし、一つ一つとても印象深いです。

旦那さんやお父さんが家族のために選んで、大切に持って帰ってきてくれた、と思うとごく普通の日常のこと「飲み会帰りのお土産」にも何か胸を打たれるものがあります。

 

もうすぐ父の日ですね。「母の日」と違って何をあげたらいいかいまいち分からないですよね・・・お父さんってあんまり「あれが好きこれが好き」って多くを語らない生き物ですし・・・

ものでなくても、肩を叩いてあげたり、腕、肩周りをもんであげるだけでものすごく喜んでくれそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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