今回はジャガイモの土作り編です。
畑起こしは「畑の土壌を知ること」から始まる
よく「酸性土壌」とか「アルカリ土壌」という言葉を聞きます。まず畑を借りて市民農園を始める場合、自分がこれから野菜を植える畑の土壌調査をするととても役立ちます。
えっ何か難しい・・・?と思いますが全く難しくありません。
必要なもの
〇リトマス紙
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〇紙コップと水
〇畑の土
以上があれば畑の土壌調査が簡単にできます。
土壌調査のやりかた
①紙コップに畑の土を入れる
②静かに水を注ぐ
③かきまぜた後しばらく置いておき、上澄みができるまで待つ
④水の上澄みができたら、そこにリトマス紙をひたす
⑤このチャートの色でPH値を測る
以上の⑤ステップです。
ちなみにお店でリトマス紙を探したのですが、なかなかこれが扱ってないんです。あまり使わないものだからなんでしょうかね・・・
畑の土壌調査はせいぜい一年に一回きりですが、ねこや犬を飼っている人はペットの尿のPHを測るのにも使えますよ(というかそれにしか普段は使わない🐈)
石灰の名称は苦土石灰、かき殻は有機石灰。二つの特性の違い
有機石灰(カキ殻) まいてすぐ種まき植え付けができる。効き目はゆっくり。
苦土石灰(通常の石灰)一週間ほど前にまく必要がある。効き目は迅速。
ジャガイモ畑には「石灰」ではなく「カキ殻」がいい理由
私は去年、畑を耕す前カキ殻を畑にまきました。奥に見える畑は隣の畑の人の散布で「石灰(苦土石灰)」をまいています。大抵の人は畑を始める前に石灰をまきます。
これは「土を消毒するため」と「酸性土壌を中和するため」で、野菜の苗を植える前の一般的な行為ですが、ジャガイモは(pH5~6.5)の弱酸性土壌の方を好みますので、そもそも石灰で「酸性土壌を中和」しなくてもいいんですね。
「ああ初めは石灰をまくのか・・・」と私は上記でまとめた苦土石灰と有機石灰の違いや効き目の違いも知らないでぼんやりしていたのですが、そのままジャガイモ畑に石灰をまいていたら大変なことになっていました。
今回は結構ごちゃごちゃと色々なことを書いたのでまとめます。
〇畑を耕す前に土の土壌検査をすると良い。
〇土、リトマス紙、紙コップ、水があれば簡単に計測できる。
〇石灰=(苦土石灰)かき殻=(有機石灰)であり、特質も性質も異なる別ものである。
〇じゃがいもは酸性土壌が好きなので石灰で中和しなくても良い。
〇石灰過多でジャガイモがソウカ病にかかる恐れがある。
〇ジャガイモをまく前は「石灰」ではなく「かき殻」をまくと良い。
私はこれを使ってます。ねこの尿検査に便利です🐈
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