「やれたかも委員会」を月満子さん目線(女目線)で読んでみた①


先日「やれたかも委員会」を一読しました。

やれたかも委員会 1巻 [ 吉田貴司 ]

価格:950円
(2018/4/20 09:22時点)
感想(0件)

う~ん、なんだろうこの「やれた」に傾きつつも「あともうひと押し感」が足りない惜しさはむずむずします。

まず初読の印象は「惜しい!惜しいんだよなあ!」という気持ちがもやもやと湧き上がってきます。

そうして大抵のエピで「やれたとはいえない」を上げる辛口女性月満子。わかる!彼女のいうことはすごく分かる!

でも多分この一巻で紹介されている話は大抵「限りなくOKに近い失敗エピ」だと感じました。

「山なみ編」に潜む女性の戦略を考える

このエピではバイト先の女の子のお家に何人かで行った主人公は、その子と二人きりになります。出かけて行ったほか二人はなぜか帰らない。

干しイモを食べて、なぜかベッドに横たわる彼女。彼女がすり合わせる足とシーツの立てる音。それを全身耳にして聞いている主人公。

何もできず躊躇っているうちに、遠くのコンビニにいっていたほか二人が帰ってきてしまい、そのままに・・・という話なんですが。

 

女の子は自分の部屋に「嫌いな男」を招かない

自分の家に入れる訳だから、そもそも危険な感じの男とか好きになれない男は呼びません。数人でとはいえ「彼女の提案で」招かれている訳なので、この時点で「主人公は彼女に嫌われてない」という風に考えられます。

 

知人二人は「カモフラージュ」に使われた可能性

とはいっても、いきなり主人公一人だけを呼んでしまうと直接的すぎます。いざ部屋で話してみて「ちょっと恋愛感情とは違うかな」と思っても逃げを打てないし、勘違いされるリスクが大きすぎます。

ですので、知人二人はカモフラージュの役割として招かれたのかもしれません。彼が最後に「君も来ない?」と誘われたのはこうした戦略に基づいた、ち密な計画だった可能性があります。

当確ラインギリギリ」の好みの男性に対し、こうした対策を取ることが多いような気がします。つまり「好きかも・・・?」「異性としてありかも?」というギリギリラインにいる、そういう相手の見極めの場、ということです。

 

「家に呼んだ」(第一ステップクリア)

「主人公が自分のテリトリーに入ってきていやな感じじゃなかった」(つまり生理的に嫌ではないかどうか確認できた)

ここまでのステップをクリアできてはじめて「付き合えるかもしれない」と女性に判断されるわけです。

 

色気なしの「干しイモ」で「あくまでも淡泊」を装う

う~ん、この子はかなりズルいなあ。甘い展開に持ち込むに似つかわしくない「干しイモ」というチョイスのアンバランス。

これが「チョコ」とか「ポッキー」なら「彼女もなんらかの願望が・・・」と直接的に感じ取れます(女からは)

この後、そういう展開になるならば当然直前に食べたものの「味」がするわけですよね。

「本命」または「自分のほうが好きという感情が大きい」相手に「干しイモ」はないですね。甘い味のするものを選ぶはずです。

それがこの女の子のズルいところ。干しイモをチョイスすることにより、あくまでも「色気抜きの関係」「友達的な関係」を演出しつつ「でも手を出して来たら付き合ってもいいかな」と思ってる感じがしますね。

 

「赤いきつねじゃないよ、どんべえだからね」の真意

さらっと読み流していましたが、このセリフ、実はかなり重要な意味を含んでいると私は思います。

なぜなら「彼女はなぜどんべえと銘柄指定をしたのか」その答えは実は「彼女は近くのセブンイレブンには赤いきつねしかないことを知っていた」のではないかと予想できるのです。

つまり「買い出し部隊の二人に赤いきつねではなく、どんべえを買ってきて」と頼むことによって、わざと帰宅時間を遅らせたということです。

 

舞台装置は整えた。だからあとは君がボールを投げる番

主人公の彼は全く気が付いていないまま、こうした「お膳立て」を彼女はしてきているわけです。

つまりこの時点まで彼は「この男と付き合えるか模試」の及第点を取ってきていた訳です。

で、ですよ。男は知らぬうちに、女の子がここまでお膳立てして、で!

男がなんのリアクションも取らなかったらどう思うかっていうことなんですよ。

正直ちょっと冷めますね。そんな身勝手な!と言われてもちょっとそんな感じになるかもしれない。

なぜなら、女性は「自分から迫りたい」わけではなく「本当は男性のほうからいろいろリアクションをしてもらいたい」ことが多いからです。

告白にしろ「付き合おう」っていう意思表示にしろ、どっか行こうか、っていうお誘いにしろ。

なのに、彼女はここまでボールを投げてる。でも彼は「彼女のこと、いいな」と思いつつも何もしてない。

ただ、流されてドキドキして終わってしまっている。女の子が背中を向けて、寝ているのに、ですよ!

好きでもなんでもない男に背中を見せて寝たりしないだろうが!

とガクガクと主人公を揺さぶってやりたいですね。

この感じは、四話の「マチルダ」にとうとうなにもリアクションできなかった男性にも感じました。

特に四話の彼は「山なみ編」の彼と違って付き合っているわけなので、何事も起こらなかった、という不甲斐なさ度はより大きいですね。

 

せめて「好き」という意思表示だけでもすればよかったのでは?

彼女に「彼氏いるの?」と聞かれたら「〇〇さんは?」て聞いてあげればいいのに。

いなかったら「僕と付き合っちゃいましょうか」って軽く言えばよかったんですよ。冗談っぽく言われたら、彼女も「付き合わねーよ」って軽く流せるじゃないですか。

で、そのあとまんざらでもない感じだったら「本気ですよ」って真面目に言えばいいと思います。

せめてその言葉があるとないとでは全く変わってきていたと思う。

 

ほかの二人が帰るまでの時間。それが「彼を見切るまでの制限時間」

つまり彼女のベッドごろんは最終試験に当たります。時間はたっぷり用意した。ならば何らかの意思表示をしろよ、という試験時間ですね。

ベッドに乗るとかいきなり初心者が上級派のことやらなくてもいいでしょう。この場合、その辺にある毛布でもかけてあげればいいんじゃないのかな。

彼女は足をこすり合わせてるでしょ。なら「寒くないですか」と声をかけるなりなんなりして、毛布をかけてあげればいいんですよ。

何かリアクションをすれば、おそらく次が来ますよ。この場合まずかったのは

彼が一切なにひとつリアクションを起こさなかったこと。それに尽きます。

それをもってつまり彼女は判断し、同時に彼を見切りました。

「彼は恥ずかしさを乗り越えてまで、私になにかアクションを起こすほど私が好きじゃなかった」

つまり「不甲斐ないから男として見れなくなった」わけです。この短い時間の間に。

なんでそんなに評価が急落しちゃうの!?と思っても、この彼が「当確ギリギリライン」だったから仕方ないんです。

以上、個人の独断と偏見で「山なみ編」を分析してみました。

やれたかも委員会 1巻 [ 吉田貴司 ]

価格:950円
(2018/4/20 00:42時点)
感想(0件)

モテるひと言 女性に好かれる38のコツ【電子書籍】[ 檀れみ ]

価格:349円
(2018/5/9 23:35時点)
感想(5件)

ゼロから始める オクテ男子愛され講座【電子書籍】[ アルテイシア ]

価格:588円
(2018/5/9 23:41時点)
感想(0件)


Matched Contentこちらの記事もオススメ

data-matched-content-rows-num="3,2" data-matched-content-columns-num="2,4"

Commentsこの記事についたコメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!