家族が救急搬送、離れた家族ができること(いざという時に慌てないために)

先日、一人暮らしの姑が深夜緊急の病気に見舞われまして、急きょ搬送された病院に向かいました。
病院に向かいながら「お義母さんはどうなったんだろう」「大丈夫だろうか」「重症なんだろうか」と何も状況が分からずただ不安な気持ちで夫の車に乗っていました。

 

 

親の急病、そのときわかるのは最小限の情報だけ

救急隊員の方から連絡が来た場合

〇どういう状況で
〇どこの病院に運ばれたか

分かる状況は最小限それぐらいです。よって、情報が少ししかない状況だと不安が募りやすくなります。

親が救急車で運ばれた場合、もちろんですが突然なので非常に動転します。そうして、もしその知らせが夜だった場合、非常に動転した状態のままで車を運転して病院に向かわねばなりません。

「冷静になれ」といっても難しいことだとは思いますが、急な連絡を受けて病院に向かう場合、くれぐれも落ち着いて運転をしてください。もし非常に動揺が大きい場合には、家族に(奥さんや旦那さん)に運転をかわってもらうという選択も考えてみてください。

こういう状況で必要になるもの

まずこうした場合、泊りになることが多いです。ですので

一日~二日の着替え(服、下着類)

洗面用具

携帯の充電器

などを用意しておくといざという時慌てずに済みます。私も今回のようなことが起きたので、上記のものはつねに用意しておこうと思いました。

セットを用意しておけば急な連絡を受けたときにバタバタしたり慌てて行動する時間が省けます。そのぶん、病院に向かう時間が短縮できます。

また電話が掛かってきたり掛ける状況が増えるので、いざというときに連絡がいつでも取れるよう携帯の充電器を持参しておくことが重要です。

病院に向かう際整理しておくこと

家族が搬送された病院が常時通院している病院とは限りません。把握している範囲で構わないので、家族の病歴、通院している病院、飲んでいる薬など分かっていれば説明できるよう一応整理しておくと役に立ちます。

また、ひとまず搬送先の病院では状況を見たうえで帰宅できる状態ならば一度帰宅後、後日行きつけの病院に再受診を勧められるという状況になると思います。

(入院が必要な場合はその場で入院になるかと思います)

家族の急病、そのあと必要になるものは「お金」です

救急時、保険証やお金を持って運ばれる人は少ないです。よって後日治療費を支払う状況が多いです。また、一時帰宅した場合、精密検査を再度しなければなりません。

レントゲン、CT、血液検査などを行うので、その際の医療費もさらに必要となります。また、家族の療養に必要なものを購入したり、一時的に自宅で宿泊してもらう必要などが生じると、布団のセットやこまごまとしたものが必要になることもあります。

体調が悪い親の代わりにこれらを支払う機会も出てきます。また、家族が遠方に住んでいる場合、そこに通う交通費なども出てきます。

いざというときのために。「介護割引」と「高額療養制度」を知っておこう

親が介護状態で片方の親が介護している場合など、介護状態にあるという証明ができれば、飛行機で移動する際などは「介護割引」の料金で飛行機が利用できます。

注意点
この「介護割引」はあらかじめ申し込みしておく必要があり、しかも反映されるまでに時間がかかることが多いです。急に親が搬送されてからではなく、事前に申し込んでいつでも「介護割引」が使えるようにしておくと役に立ちます。

また、高額療養制度というのはひと月あたりの医療費の最高限度額を定めた制度で、一定の金額以上の医療費の負担をしないで済む制度です。

(↓下記のファイザー製薬のHPの解説がわかりやすいです)


こちらの制度は「事前申請」と「事後申請」の二タイプあります。

事前申請というのはあらかじめ申請しておいて「限度額適用認定証」というカードを保険証と一緒に提出すると「ひとつき当たりの医療費の限度額」以上の支払いが免除される証明書です。

事後申請は、通常通りの金額を支払ったあと、制限額を超えた金額が戻ってくるしくみです。

どちらも最終的に支払うお金は同じです

「事前」のほうだと、支払う金額に初めから限度額が適用されているので、支払う金額が一定以上にならないし、一気に大きなお金が必要になって驚くということがなく、安心できます。

「事後」のほうだと、一時的に大きな金額が必要になることになり(あとから差額は戻ってくるのですが)一時的にちょっと金銭的にしんどくなることもあります。

あらかじめ時間の余裕があるときに、こうした「高額療養制度」について調べておくのもあらかじめ「親の病気」に備えてできる準備です。

「高額療養制度」について厚生労働省がまとめたリンクをはっておきます。

↓30年7月までの診療の場合

 高額療養制度の解説(pdf) 
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyok/0000167493.pdf

↓30年8月からの診療の場合

 

まとめ

〇親が急病で病院に向かう際は落ち着いて現場に向かうようにする

〇親の既往症や通院している病院、薬などを知っておく

〇遠方の介護が必要な親の場合、介護割引が使えることがあるので、あらかじめ申し込んでおく

〇「高額療養制度」について知り、可能ならばあらかじめ「限度額適用認定証」を取得しておく

 

こうしたことを知っているのと知らないのとでは大きな違いがあります。

備えておくのは難しいことかもしれませんが、少しでもこうした状況のためのお役にたてば幸いです。

親が倒れた!親の入院・介護ですぐやること・考えること・お金のこと [ 太田差恵子 ]

価格:1,728円
(2018/4/16 23:45時点)
感想(4件)

親の入院・介護が必要になったときに読む本 保険・医療費から在宅介護・施設選びまで [ 豊田眞弓 ]

価格:1,728円
(2018/4/16 23:45時点)
感想(5件)

不安解消!親の入院・介護のしくみと手続きがすぐわかる本第2版 介護保険 医療保険 周辺制度使いこなしガイド [ 城島明彦 ]

価格:1,728円
(2018/4/16 23:46時点)
感想(0件)

 


Matched Contentこちらの記事もオススメ

data-matched-content-rows-num="3,2" data-matched-content-columns-num="2,4"

Commentsこの記事についたコメント

2件のコメント
  • […] 先日書いた記事でも親が突然倒れたり急病になった場合をまとめてきました。  🐾きじねこのまど🐾 家族が救急搬送、離れた家族ができること(いざという時に慌てないために)https://mikansetoka.xsrv.jp/2018/04/16/%e5%ae%b6%e6%97%8f%e3%81%8c%e6%95%91%e6%80%a5%e6%90%ac%e9%80%81%e3%80%81%e9%9b%a2%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%ae%b6%e6%97%8f%e3%81%8c%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%e3%81%93%e3%81%a8%ef%bc%88%e3%81%84%e3%81%96/先日、一人暮らしの姑が深夜緊急の病気に見舞われまして、急きょ搬送された病院に向かいました。 病院に向かいながら「お義母さんはどうなったんだろう」「大丈夫だろうか」「重症なんだろうか」と何も状況が分からずただ不安な気持ちで夫の車に乗っていました。&nbs… 今回は家族が介護状態になったときのことをまとめていきます。 […]

  • […] 先日書いた記事でも親が突然倒れたり急病になった場合をまとめてきました。  きじねこのまど 家族が救急搬送、離れた家族ができること(いざという時に慌てないために)https://mikansetoka.xsrv.jp/2018/04/16/%e5%ae%b6%e6%97%8f%e3%81%8c%e6%95%91%e6%80%a5%e6%90%ac%e9%80%81%e3%80%81%e9%9b%a2%e3%82%8c%e3%81%9f%e5%ae%b6%e6%97%8f%e3%81%8c%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%e3%81%93%e3%81%a8%ef%bc%88%e3%81%84%e3%81%96/離れて住む家族が突然の急病、緊急搬送された際わかったことや、あらかじめ備えられることをまとめました。 今回は家族が介護状態になったときのことをまとめていきます。 […]

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

error: Content is protected !!