前編のまとめ
〇IKEAに行ったことないのは恥ずかしくない。日本にはお店が七店舗しかないので当たり前。
〇IKEAに入るのにカードとか会員証は必要ない
〇IKEAに行くときは気軽な気分で行くと酷い目にあう。時間をたっぷり用意してから行こう
前半ではこのような要旨のことをまとめてきました。
目次
急いでいる人には向かないが、時間がある人にはこんなに楽しい店はない
なぜその場で見つけたものを手にとっておかねばならないのか。それは↓
〇イケアの店内が半端なく広いから
〇良いものがあったからといって、また今後それが置いてあるとは限らない
〇正直、後半のほうは疲れてきてもう帰りたくなる
みもふたもないまとめかたをするとそういうことです。IKEAは日本のお店とは少し陳列方法が違います。どちらかというと「無印良品」のインテリアコーナーに近いかもしれません。
実際、お部屋をトータルコーディネートした状態の売り場になっているのです。売り場売り場にコンセプトでオシャレに演出された部屋が、一つ一つ並んでいます。
(注:実際の売り場の写真ではありません。イメージに近い感じの写真素材です)
(注:実際の売り場の写真ではありません。イメージに近い感じの写真素材です)
もうこんな感じのひとつひとつのオシャレ部屋を見てるだけでも飽きませんし、時間がアッという間にすぎていきます。
もうすぐ一緒に住む予定のカップルとか新婚とかそりゃあもう楽しいでしょうね。デートにも最適じゃないですか(ヒールで絶対行くなよ!絶対だぞ!)
こういう靴かスニーカー推奨します・・・
でもね、少し私が不便だったのは「うわ~かわいい~!ほしい!」となってもそれが
どこに置いてあるか分かんないんだよ。
当然、そのオシャレなお部屋に「クッションカバーです☆」「こちらこのブックエンドです☆」て商品を並べて置いてるわけないですよね。だって上みたいな感じのオシャレな部屋なんだから。そんなの置いてたらオシャレにならないし。
かわいい!買う!に移れないのが正直つらい
消費の楽しみってこれじゃないですか。かわいい→籠に入れる でどんどんテンションが上がっていきますよね。
いくらかわいいものがあっても、どこにあるか分からないと買いようがないし、手に取りようもない。
ほしいものを即手に取れない段階でかなり面倒くさい感じです。一応私は時間を多めに取って、新幹線に乗るまで二時間の幅を持たせていましたが、それでも気持ちが焦りましたもん。
大体どのお店でもそうだけど、店員さんに聞いてまで欲しいものってかなり欲しいものですよね。
でもこんなに広い店の中で、自分の欲しいものを探すのに店員さんだってどれだけ時間がかかるのだろう・・・と思うと躊躇してしまいますし、第一店員さんもそんなにしょっちゅう見かける訳ではありません。
と思いました。
巨大な家具のラビリンス、それがIKEAだった
そうこうしているうちに、足がだんだん疲れてきます。だってかなり広いんですよ。
歩いても歩いても同じような光景が続いて距離感覚がおかしくなります。一体どれだけ歩いたのかもわからず「もう帰りたい・・・足疲れた・・・どっか座りたい・・・」と虚ろな顔になって歩き続けました。
距離感が分からないということは、時間の予定も立てられないということ。一時間以上歩き回るなんていうことはあり得ないのはわかっていましたが、どれだけ歩いたらこの店を出られて、電車に乗れるかわからない、ということに強い不安を覚えてしまいました。
まさに現代の迷路。あれ・・・おかしいな?私は買い物に来たんであって修行をしに来たんじゃない・・・、そう思うのも仕方ない大きさでした。
北欧風オシャレな雑貨を買うために東京ドーム0.4個分歩けますか
いや本当にまじで疲れました・・・私が体力ないだけかと思いましたけど、売り場面積を調べてみました・・・。
IKEA仙台店の面積は20,000平方メートル。
=普通の高校の体育館の大きさの2~3倍
=東京ドーム0.4個分
↑かなり広い感じですよ・・・
IKEA公式にほかのお店の面積も書いてました。【売り場面積はどれくらいですか?よくあるご質問】
何回も行ったことある人はいいんです。だって広いの分かってるんだろうし、それなりに時間もとって行くんだろうし。
でもそれをしらないとえらい目に合います。北欧風のオシャレな雑貨がほしいってレベルで行くと、へとへとになりますよ。
たぶん私は知ってたら行かなかった・・・かな・・・。
出口は一つだけ。道を歩き続けるしかIKEAを出る方法がなかったんです
いろいろネガティブなこと書いてますけど、置いてるものはとてもセンスが良かったし、一つ一つ見ていくのはとても楽しかったんですよ。
ようやく何十分も売り場の中を歩き続けて、帰りのエスカレーターが現れました。もう完全にヘトヘトです。
青いきれいなじょうろがあったので買うことにしました。レジに持っていくと「これはサンプルですけど購入されますか」なんて言われます。
↑なかなかない色のじょうろ
サンプルか商品かなんて知らんがな
だってあいも変わらずおしゃれな木製棚にポンとそれが置いてあったんですよ。値段も書いてたと思います。でも完全にそれが陳列品か、商品なのかなんてお客さんには分かりませんよ・・・。
幸いにもお店の人がそれで良かったら売りますと言ってくれたのでまた戻らなくて良くなったんですが、この店は客に買ってもらいたくないのかと錯覚しますよ・・・。
こんなことばっかり言ってると「IKEA怖い・・・行くの怖い・・・」と思われたらアレなのでIKEAで買った戦利品を載せます。
↑ザッツ北欧柄!
↑裏が水玉柄。こういう小技がにくい。
上に載せたクッションカバーなんですが、さすが外国のお店というだけあって、座布団サイズのカバーなんですよ。日本のお店はいわゆる普通のクッションのサイズのカバーだけを置いてることが多いので「かわいい」「おしゃれ」柄は座布団カバーでは諦めていました。
でもIKEAで上のような大サイズクッションカバーを購入できたので「ザ・座布団」って感じの和柄を脱出できてかなりシンプルな感じにできました。
紹介しきれてませんが、本当にすごくかわいいものが沢山あったんですよ。ただ私が体力がなかっただけで。
今度は確実に時間をたっぷり用意して、靴は歩きやすいので行くと思います・・・
こんな体験が何かの参考になれば幸いです。
追記:結局ソフトクリームは食べませんでした・・・というか休憩場所として売り場の途中にカフェテリア作ってくださいよIKEAさん・・・会計が終わったあとじゃなくて・・・
後編のまとめ
〇店内は半端なく広い(平均二万平方メートル)良いものを見つけたらとりあえず確保すべし
〇正直、後半のほうは疲れてきてもう帰りたくなるので体力のない人や体調の悪い人は注意
〇置いてるものはセンスがいいしかわいいものが多い。しかし在庫が分かりにくいので買い物時間は多めに取ろう
グンマーのIKEAの様子です。
なお数年前からずっとこの有り様なので、IKEAとはスウェーデン語で「草むら」とかの意味だと思います。 pic.twitter.com/3i5JriyUTh— 貝澤 カイザー (@Kaiser_ritsuko) November 25, 2017
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