おばさんだけどつけま付けたよ!①(つけま選びのポイント編)でつけまつ毛選びのポイントをまとめてきました。
この実践編では実際つけまつ毛を付ける上でのポイントとか、付けやすくするポイントを書いていきます。
いきなりつけまつ毛を付けようとしない
買ってきた状態のつけまつ毛は自分の目のラインに全く沿っていません。まずパッケージから慎重にまつ毛を外し、両端を持って大きく曲げます。このとき、一度自分の目に当ててみて、自分の目のラインを確認するのも良いです。
大体の自分の目のラインが分かったら一旦目の上から外し、今度はそれに近づけるような感じでつけまの軸を曲げていきます。自分の目に合うように、つけまつ毛のほうを合わせてやるんですね。
のりはつけない。一度仮置きしてみる
この段階ではまだのりは付けません。ここでのこだわりが、のちのナチュラルさ、仕上がりの綺麗さに繋がります。
先ほど自分の目のラインに曲げてカスタムしてあげたつけまつ毛を、実際まぶたの上に置いていきます。自分のまつ下の上にのっける感じです。
①で紹介した「内緒のつけまつげ」02 「真ん中ボリューム」を前提に解説していくと、この商品はまぶたの一番高いところから目尻ぐらいまでを前提に作られているものです。
鏡を見ながら(軸を間違って絶対目に入れないように注意)まつ毛の上に乗せ、自分が「ここに付けたい、ここに付けるとボリュームが出てるな」というポイントまで自由にズラしてみてください。(あまり目尻よりつけまつ毛が出すぎると不自然になります)
ここだ!というポイントを見つけたら、位置を覚えておくべし
次に付けるときの目安になりますし、付け終わるまでの時間がスピーディになります。また、これは注意する点なのですが付けまつげは基本的にやりなおしが効かないメイク
だと考えて間違いありません。なぜなら、
つけまつ毛用のノリは黒が多いので一度付くとなかなか取れない
遅れられないお出かけとか、おめかしする場に出るとき失敗すると取り返しが付きません!つけまつ毛を付ける練習をするのに適しているベストの時間はお風呂に入る前です。また、いきなりおしゃれな場に付けていこうとせず、いつでも落とせるお風呂の前に付ける練習をしましょう。
ここまで出来たらようやくつけまつ毛を接着!
必ずつけまつ毛用ののりを使ってください。チューブから少しのりを出したら「のりを塗り付ける」のではなく、少しだけ出したのりの上をまつ毛の軸(接着する部分)を滑らせる感じです。うっすら表面にのりをつけるという感覚が正しいです。
先ほどもお話したのですが、つけまつ毛ののりは黒いものが多いです。うまくつけられれば、アイラインをうまく引けたようになって目のラインが強調されますが、どぎつくノリがつくとごっつい厚化粧メークに見えてしまいます。アイラインを太く引きすぎた感じ、といえば近いと思います。
ここで、さきほど確かめた「自分の目のどの当たりから付ければいいのか」というシュミレーションが生きてきます。これをきちんとしていれば迷いが無くなるし、何度も色んなところに付けているとのりの黒い部分があちこちに付着してかなりおかしなことになります。
まつげをビューラーで上げる?そんなのしなくていい
基本的に大人がまつ毛をグリングリンに上げるのは不自然です
まつ毛というのは基本的に下向きですがそれが普通なんだよ・・・だったらその下向きの自前のまつ毛を利用してその上にのっけちゃえばいいじゃないというのこのやりかたです。
つけまつ毛が元々のまつ毛より上に行き過ぎると明らかに変になります。完全に失敗です。だって目の線より上にまつ毛が生えてるんだもの。
あとは適度な位置にまつ毛を置いたら、自前のまつ毛と馴染ませます。以上です。慣れてくれば、のり+目の上に置くので片目あたり20秒ぐらいでできます。
はじめの準備、位置取りが面倒くさいだけ
あとは慣れ。初めはお風呂の前にいつでも落とせるように練習です。目の上に付けるものなので、かならずのりはきちんと落とすようにしましょう。取ったあとのまつ毛の軸についたノリも取り除いておきましょう。顔のノリが落ちないときは、ぬるま湯で顔を洗ってください。
本当ここまで書いてうんざりしてきました・・・。いろいろ注意点を書いてすみません。だけど何かを「これはいいですよ」とおすすめするのなら、そのデメリットや気を付けなきゃいけない点も書かないとダメだと思います。
実際ここまで面倒くさい点とか失敗するとこういうことが困る、ということを並べたので「こんな面倒くさいことやりたくない」と思った方も多いかも。
面倒くさいけど良かった「いま私はまつ毛が長い」と思うととてもうれしい
これに尽きるんですよね。いくら目を大きく見せたいからって大げさなことはしたくない。でも少しでもキレイになれればうれしい。そんな気持ちで気軽に始めた「つけまつ毛」ですが、意外なことに「私今まつ毛長いんだ」と思うだけで気分がとても上がるのです。
費用も大して掛からないこの「つけまつ毛」ちょっとだけ普段より手間のかかる化粧だと思えば、試してみる価値はあると思います。