【ザ・夫の実家プロジェクト】妻はなぜ「夫の実家」が苦手なのか【疲労困憊】


しょっぱなから重いタイトルです。でも事実なので仕方ないです。こういう記事を書いたのは世の中の男性がいまひとつこの理由をわかってないからです。

あなた奥さんの実家にひとりで一週間いられますか?

奥さんのご両親、独身のご兄弟、お盆お正月だったら奥さんのご親戚が頻繁に訪問してきますよね。

そのなかにひとりぼっちで時にはその「久しぶりだから飲もうぜ」的な飲み会にも参加し、常時愛想を良くし「最近どうよ、仲良くやってるかあ?」みたいに妻の親戚の酔っぱらいのおじさん(結婚式の時挨拶したけど名前は知らない)の話相手になり、しかもその場にいるのが全員妻の身内だけで肩身が狭いから台所に逃げたら、妻のお父さんが忙しく立ち働いていたとしましょう。

「おう!手が空いてるんなら蕎麦運んでくれ!」
とお盆を渡されたので運んでいくと「こっちにも蕎麦くれ!」とか「日本酒ちょうだい!」だの色んなところから声を掛けられます。

せっかくお盆を持ってるんだから、ということで空いた器を下げて持っていったらまた用事を言いつけられて台所と居間を行き来するだけのループに入ります。席に戻りたくても自分の席に知らないおっさんが座って談笑していて、もはや戻る席もありません。

あなたは何も食べてないしお酒も飲めてないしもちろん蕎麦も食べてません。

今「姑」を「妻の父」に置き換えた話しましたけどどうでしょうかこういう状況。
なかなかしんどくありませんか。

え、でも俺自分の実家でこんな働いたことないよ!?

と言ってるあなた、目を覚ませ!あなたが身内と上機嫌で酔っぱらってる間に、奥さんはこういう思いしてるんですよ!

飲み会では給仕、飯も食べられず。こんな場所のどこに楽しい要素があるんだ

妻父に「台所はもういいよ」と言われたので(度重なる親戚共のお代わりによって、あなたの蕎麦はもはや残っていない)もはや居間は戻りたくはなく、仕方ないので寝る部屋に逃げます。

そうしたらあなたが立ち働いていたときに「お蕎麦食べなよ」とも「少し休んで座りなよ」とも言ってくれなかったくせに、こんなときだけ目敏い親戚のおせっかいオバサンが「あれっ?〇〇さ~んいないね!〇〇さ~ん!上かな?降りておいでよ~!」

オバハン、お前は地獄からの使者か!?

妻には悪いけど正直もう妻の身内といるのは疲れた・・・
座りたい・・・休みたい・・・一人になりたい・・・

そうだ、コンビニに逃げよう!と思ったけど妻の実家は辺鄙な田舎なのでコンビニは数キロ先です。

しかも妻の実家は旧式の引き戸で「カラカラカラ~」って割とデカイ音がするから誰か外に出たって丸わかりだし逃げてたのがバレたらさすがにマズイ。

仕方ないので誰も居なくなった台所に退避する。そこで仕方なく鍋に残ったソバの汁をお椀に注いで飲む。初めて落ちついて飲み食いできたので体に染み渡ります。固形物が何も残ってないのが悲しいです。

 

「ああ・・・早く帰りたいなあ・・・」

とあなたは思います。だって人の数が多いからトイレも気軽に行けません。風呂に入りたくても、自宅のように気軽に風呂になんか入れません。

妻が夫の実家が苦手なのは、風呂とトイレに安心して行けないから

トイレと風呂は実は他所の家に行ったとき、かなり重要なポイントなんですよ。トイレが(人が多いから)匂いがイマイチ消えてなかったり、トイレに行こうと思ったら(誰か分からないけど)入ってる気配がする。気まずいです。

顔を洗いたくても化粧したくても、人のうちでこの辺の身支度、風呂、トイレって何をやるにも気がねしますよね。

 

 

 

 

 

 

妻がなぜ夫の実家に長期間居ると不機嫌になるかっていうと疲れてるからなんですよ!トイレに行こうにも気兼ねする。一日何回も行くのに。

風呂に入るにも(大抵の家は風呂につながる洗面所、脱衣場に鍵なんかないから)誰も入ってこないとは思うけど着替える訳だから何となく落ち着かない。

人に気を遣わず、何の気兼ねもなくトイレや風呂に入り、疲れた時は少し休める自分の家に一刻も早く帰りたいと思うのはそんなにおかしいことではないと思います。

 

しかも旦那が勘違いするので疲れが上塗りです。

「俺の家が嫌いなのか!」トドメです。疲れが倍増です。「好きとか嫌いとかそういう問題じゃないんだよ!

生理的欲求に気を使うから疲れてるんだよ!
それ気の向かない取引先との飲み会に毎日毎晩ロクにご飯も食べられずに接待するだけで参加してみて!それで帰りに疲れたって言ったら、うちの会社が嫌いなのか!てキレられたっていや、あんたそりゃズレてますわ、と思うでしょうが!」ということなんです。「俺の実家が嫌いなのか!」っていかに筋違いか判りますよね。

奥さんは不真面目じゃない。「旦那の実家プロジェクト」を一生懸命やったから疲れている

奥さんは「愚痴ばかりこぼす不真面目妻」じゃありませんしあなたの「敵」ではないのです。「仲間」であり「戦友」なんです。

疲れてる=俺の実家が嫌い ってすぐ結びつけないでほしいんですよ。

気の張る遠隔地での仕事を終えて、新幹線で「疲れた~」とようやく安心して一言言ったら「そんなに疲れるなんてうちの会社が嫌いなのか、けしからん!」ていわれたようなもんですよ。

頑張ったから疲れてる。だから帰りにビールで乾杯もしたくなる。

「そりゃ疲れるでしょ、俺も疲れたよ、お疲れさま」と労えば喧嘩でさらに疲れることもなく、世の中平和です。

これを「どうして俺がそんな気を遣ってやらなきゃいけないんだよ」と言ったり不満を持つようだったらまずいと思う。

「ありがとう」とか「お疲れさま」という言葉で妻は頑張れるのだから、かんたんなこの二つの言葉を惜しまないことが非常に大切です。

 

結論

・妻は夫の実家が嫌いなのではない。ただ疲れているだけ

・親戚の飲み会では妻は大抵落ち着いて飲み食いできてない(空腹、疲労)

・風呂とトイレに気を使うので更に消耗

・自分の家以外にいると疲れるのは当たり前

・「好き、嫌い」と「疲労する」は別問題なので奥さんを責めない

やや大げさではありますが少しでもこのへんのすれ違いの理解の助けになれば幸いです。

 

おいしいお菓子でもそっと帰りに手渡せば「分かってくれてるな」と嬉しいですよ、きっと。


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