【流れが悪い】一軒家の節水型トイレの玉鎖を直して非節水型トイレにしたった【トイレペーパー詰まり 】

 

今回は一軒家の節水型トイレは害悪でしかないから避けたほうがいいよ!という話です。

この話の前半は前記事→ 修理業者を呼ぶ前に。ゴボゴボ音がするトイレの詰まりに出来ること【一軒家・解決済み】で取り上げたのですが、簡単に書くと一軒家に住み始めて2年目、突然トイレが詰まりやすくなったのです。

ゴボッ、と音がして流れはするのですが、ペーパーがしばらくトイレの一番窪んだ穴(要は流れていくところ)に留まって、シュッ、と流れていくというおかしな挙動を見せるようになりました。
ふつうのトイレだったら、ザザーと音がしてすぐ流れていくし、ペーパーが留まることもないし、ゴボボ!なんて音もしないはずです。

 

実際うちもずっとそうではなかったから、何も違和感がなかったのです。でもどこか様子がおかしい。

 

この話に関しては前記事に書き、その件に関してはきちんと解決もし、解消もしました。

 

ところがそれから一か月しか経たないのに、またおかしくなったんですよ。
どう考えてもおかしいです。原因は取り除いた筈なのに。もう詰まることはない筈なのに。

 

お急ぎ緊急の方向けは タンク秘密兵器「玉鎖」って何だ~ から読んでください。玉鎖の直し方を簡潔に書いておきました。

※玉鎖は重要な部品です。無理そうだったらくれぐれも無理をせず、自己責任でお願いします※

 

特に急いでない方向けの話。トイレの構造の話から

 

前記事読むの面倒くさいと思うので概要を書くと

 

要は家の詰まりの原因は「節水型トイレ」のことと、下水管の複雑な廻らせ方でした。

 

うちのトイレはTOTOの「ネオレスト」です(品番 CS340型)正確に言えば「タンク密結型便器」という名称。

 

こういう普通の型のタンク型トイレです。

 

 

上記PDFの解説によりますとまず目を引くのがこの「TOTO ネオレスト CS340型」トイレの特色として
8L超節水で水道料金もオトク

 

と高らかに特徴を謳いあげてあること。
更に詳しく読んでみると、従来品はトイレの洗浄に13L、この「TOTO ネオレスト CS340型」は従来型とは違い4.8Lで流すことができ、約8Lの節水が可能になっている、と。
金額にしてみれば、年間14000円のお得になる、と

 

年間14000円もお得!?な節水型トイレに潜むワナ、そしてデメリット

そりゃ普通はそっちにしますよ。単純に計算するとひと月1000円安くなるってことですもんね。
これはこの節水型トイレの良い部分、メリットです。

 

一回当たりの流す量が通常型(非節水型)よりも単純計算で半分以下も節水できて、水道料金も安くなる

 

これをデメリットと考えると

 

水は少ないけど押し流す力が弱い。水量が少ないということは水位が上まで上がってこないので、便器上部が水で洗浄されにくい。よって、より普通より便器の掃除を頻繁にしないとだめなのです。

 

みなさんはこのメリットデメリットを見てどう思われますかね。短期的目線でいうとそりゃあ流す水の量は少なくていいに決まってます。

 

少なくて流せるんですもんね。
ここからが本題なんですが、うちのトイレの排水管、曲がっているんですよ。故障しているとかそういうことではなく、家の横→玄関ポーチの下→メインの管 までが二回曲がってる。
一応わかりやすくするために図を描いてみました。

 

この図のAが前記事で詰まったポイント。ここに大量のぺーパーが滞留していたわけです。かろうじてトイレからここまで押し流すぐらいの力はあったようですが、力及ばずここで力尽きてしまった、ということになります。
なので今回まず私はAの位置を調べましたが、詰まってなかったのです。そこで、さらにトイレに近い汚水桝の蓋(B)を開けてみたのですよ。
めっさ詰まってました。上の図解を見てもわかるように、このコーナーが二回もある排水管で、通常だったら14Lで流しているものを4.8Lで流せると思いますか?

 

いいやッ!「限界」だッ!流れないねッ!!!!
スタチューレジェンド 「ジョジョの奇妙な冒険」第四部 30.吉良吉影 <原型・彩色監修/荒木飛呂彦>
ってバイツァ・ダストボタンを押したらトイレも爆発しちゃうんでここらで止めておきます。

 

要点:家計に優しく、それなりに仕事してくれるトイレだと思って節水型にした。
しかし、水が少ない代わりに押し流す力が弱く、排水管のコーナー部分で水の力が尽きてペーパーが溜まってしまう。それが「トイレ詰まり」の原因だということはここ二回の詰まりから明らかになりました

 

 

タンク秘密兵器「玉鎖」って何だ?でも節水型トイレはこれで「節水」じゃなくなる

 

ではなぜこんなことになったのかと考えていくと
前回私はトイレタンク内にある「玉鎖」という部品を調整していました。簡単に言うと「玉鎖」とはトイレの一回あたりに流す水量を調節するパーツなのです。
これは私のトイレの説明書で「玉鎖」の位置を解説したものです。(図内 青い線の部分)

 

これ、要は実物はお風呂の鎖のチェーン分かりますか。いわゆるボールチェーンっていうやつです。丸いボールが連なって鎖になってるタイプの。
ただお風呂の鎖と一点違うのが、この玉鎖がプラスチックで出来ていること。この点十分注意していただきたい点です。
つまり、この作業中になにかの間違いでこの鎖が千切れてしまうと大変なことになる、ということです

 

ここは重要です。この点よく考えて作業してください。くれぐれも、外れないからといって強引にブチッと行かないように自己責任でお願いします。

 

この鎖の部分、クリップから上に余っているほど「水が少なく調節されている」ということ。逆に、この鎖がクリップの上にある球の数が少なければ「水が多く流れるようになっている」ということになります。

 

では実際に「玉鎖」を外していきます

 

この玉鎖、私非常に苦労したんですよ。小さくてとても見えないので、この部分だけを上の説明書でクローズアップしますね。

これです・・・これが分かんなくて死ぬほど苦労したんですよ・・・
だからもしトイレの玉鎖の外し方が分からないあなた!このわかりにくい図を見て理解して頂けると幸いです!
クリップで留まってる部分から「下」を手で持ち、鎖を上に折り曲げていきます。そうして下半分が折り曲がった「U字」状態で上に引きます。

そうすると簡単に外すことができます。逆に、また付ける場合は最初に上に出ていた鎖の球の数は減らすようにしてください。

そうすると、トイレで一回あたりに流れる水の量が増えます。

 

へたくそな絵で分りづらい方はこの動画を見てください。この動画は「玉鎖」が切れているケースですが、大体の感覚が分かるかなと思います

 

 

節水型トイレで詰まって業者呼んだら結局「お得」なんて帳消し。トイレ選びは冷静に

これで「節水型トイレ」が「非節水型トイレ」に変わりました。うちは変える前は7つクリップの上に球が出ていたのですが、これを「」に変えました。

 

思い切った変更です。いくら「節水・経済的に優しい」からといって、一か月に一回ペーパーが詰まるのでは堪ったものではありません。
参考までにトイレの詰まりには「クラシアン」ですが、クラシアンを頼んだ場合の料金を上げておきます。

 

トーラーを使った洗浄        15000円~
高圧洗浄機による詰まり除去     25000円~
ファイバースコープを使った原因究明 30000円~

 

前記事で私がやった「詰まり除去」は①目視による原因究明②物理的排除によるペーパー詰まり
の二点なので、クラシアンを読んでたら45000円掛かっていた作業を、なんとか自力でやった訳です。
これ、なんとかできたからいいものの、もし自分でどうにかできなければ結局クラシアンを呼ぶしかないでしょう?

 

節水型トイレで18000円浮いたって、結局水の量が少ない限り同じようなトラブルが起き、浮いたお金なんてあっという間になくなってしまう。
という訳で、家は相談の上「節水型トイレ辞める」という判断をしました。

 

皆「普通のトイレにするって、タンクと便器を交換する訳だからお金かかるじゃん」と思うと思うのですが、実際には上のような「玉鎖」を調整する作業でなんとか対応できると思うのですよ。
第一便器入れ替えるのだって床をはがさなきゃいけないからさらにお金がかかります。

 

そんなことやってられないんだよ!!!
という訳で、その作業から何が変わったかをまとめておきます。

 

①レバーを流すとき、明らかに重くなった(一回あたりの水の量が増えたから)
②流れ残りがなくなった
③「ゴボボ」という音や、一度滞留してから流れていく、というブランクがなくなった
④今のところ詰まり・流れの悪さはゼロ
この四点です。

 

一軒家で節水型トイレで詰まりやすさ・流れの悪さに悩んでいるあなた、ぜひこの「玉鎖」マニュアルやネットで自宅のトイレの品番で検索し、できる範囲で対応してみてください。
トイレは毎日ですから流れにくさは死活問題です。目先の小銭を拾うより、大局を見て考えることも大事です。
今回はこのケースでそれを学びました。

 

注:何度も書きますが、自己責任でお願いします。また、タンク内は狭いので、手が小さい人のほうが作業に向いてます。上の図の「レバーハンドル」に触れないようにしてください。水がじゃばじゃば出てしまいますので、うっかり触れないように。

 

 

後日談 追記

玉鎖を大幅にダウンさせてすでに一か月ほどが経過しました。今までのところ、ペーパーが流れ切らずに一瞬滞留、ゴボゴボというおかしな音、流れが悪い等全て起きていません。

これまであれこれ悩んでいたのがおかしいぐらい何も起きていません。どうやらうちの問題はすべてトイレの水量が少ないことによって起きていたと総括できそうです。というわけで現時点では「解決」と結論付けてよさそうです。

 

半年後の後日談 追記

半年後の7月にこの追記を書いています。あれから一度もペーパー詰まりは起きていません。上の追記にも記載したように、節水型ではなく通常の水量にすることで、入居時からずっと悩まされていたトイレのペーパー詰まりとは無縁になりました。

新築なのにペーパー詰まりが頻繁に起きる方は

①節水型トイレではないか

②自分で水量を調節できないか 

 

この二点を調べ、試してみるようお勧めします。

 

 


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